プレーンシフォンケーキ《20cm用レシピ/工程の理由や材料、失敗と原因についてほか》 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

指で押すとしゅわっと音がする、しっとりふわふわのシフォン。
大きさの割りに材料は安価で、簡単なデコレーションでも映えるので、ぜひマスターしたいケーキのひとつです^^

私は主に卵3個使い切り・17cmの型で作ることが多く、17cmで作る場合のレシピは以前載せたことがありますが、そのページに《20cmの型で作る場合は卵5個分に換算して》と言う内容で書いていたところ毎回計算するのは難しいと声をいただいたので、このページに20cmで作る場合の配合も載せておくことにしました。
確かに私も毎回計算するよりも一度載せておいたほうが楽ですし、これから他のお菓子でも載せていないサイズで作った時には都度計算して配合を載せていきたいと思います。

17cmで作り慣れていても、また直径はたった3cmの違いでも、20cm以降のサイズで作った場合の仕上がりは卵のサイズやオーブンの性能によるところが大きく出る気がします。
色々と試して自分にあった配合や焼き加減などを探してみてください。

シフォンケーキ・シフォンロールケーキレシピ一覧
 →http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-12032681845.html

シフォンケーキ作りの工程の理由や材料についてなど《逆さに冷ます理由・BPや型についてほか》
 →http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-12126125996.html

シフォンケーキの主な失敗と原因、その対策
 →http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-12126605395.html





~材料~

20cm シフォン型

 ☆卵黄生地
  卵黄 M5個分 (約85g前後)
  グラニュー糖 85g
  サラダ油 50g
  熱湯 85g
  薄力粉 115g
  ベーキングパウダー 3g
  バニラビーンズ 3~4cm

 ☆メレンゲ
  卵白 M5個分 (約180~190g)
  グラニュー糖 40g


~下準備~
・サラダ油と熱湯を混ぜておく
・バニラビーンズを開き種を削いで取り出しておく
・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく
・オーブンは180度に予熱


~作り方~

①冷えた卵白をハンドミキサーの高速で泡立て、白っぽくなったらグラニュー糖1/3量を加えて更に泡立て、しっかり混ざったらまた1/3量のグラニュー糖を加えて泡立て、残りのグラニュー糖を加えたら更に泡立てて、持ち上げた時に下に落ちず角がぴんと立って少しおじぎするくらいの固さのしっかりしたメレンゲを作る
 →あわ立てすぎてぼそぼそにならないよう注意
 →メレンゲは暑さで分離しないようにすぐ冷蔵庫へ

②卵黄→グラニュー糖→サラダ油+熱湯→薄力粉+ベーキングパウダー→バニラビーンズ→メレンゲ1/3量の順にボウルに入れ、材料を加える都度だまができないようなめらかに混ぜる
 →卵黄を白っぽくなるまであわ立てるレシピもありますが、そこまですると卵の風味が消えてしまうので混ぜすぎないのがポイント

③残りの卵白を全て加え、左手はボウルに添えて回しつつ、右手はゴムベラで生地の中央にへらの側面から切るように入れて、底から面ですくって返すように、白い筋が見えなくなるまで大きく混ぜる
 →生地がなめらかで、へらを持ち上げた時リボン状(落ちた生地の跡が表面に残る)になったらOK、これ以上混ぜすぎないように
 →卵白の粒が残っている場合はへらの先でなじませる

④型には何も塗らずに生地を入れてある程度表面をならしたら、型を2~3cmの高さから(勢いで底があがって生地が漏れないように筒を押さえつつ)打ち付けて大きな気泡を抜く

⑤180度に予熱したオーブンで40~45分焼成
 →割れ目にも焼き色がついているかどうかが目安、焦げるようなら途中で

⑥焼けたらオーブンから取り出し、すぐに逆さにして冷ます
 →ケーキクーラーの上に置いたり、筒の部分を瓶に立てたり、逆さに置いたコップの上に立てるなど

⑦完全に冷めたら、生地と型の間にパレットナイフを差し込んで外す
 →パレットを差し込んだままスライドさせる取り方もあるもののえぐれやすいので、慣れるまでは一回一回都度都度差し込んで引き抜くやり方を繰り返すとえぐれない


~賞味期限~
できれば当日、密閉して冷蔵保存すれば翌日まで