抹茶と黒豆の米粉ブラウニー | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

先日自家製米粉を1kgもいただいて、ちょうどその日は黒豆をたくさん炊いたところだったのもあり、バレンタイン用に買っておいた余りのホワイトチョコレートを使って抹茶のブラウニーを焼きました。

抹茶のブラウニーにはいくつか好きな配合があるものの、今回はホワイトチョコレートの風味しっかり、また米粉を使ったことで仕上がりはとてもしっとりとした食感に。

和の素材同士、相性が良く、抹茶の緑色と断面からのぞく黒豆が更に和を感じる、お正月や春にぴったりの雰囲気。


この生地では黒豆をトッピングしても焼いているうちに豆が埋もれてしまうため、最初に型に並べた上から生地を流すか、生地に混ぜ込んでから型に流して焼くのがおすすめです。

また、米粉を使うことでグルテンもでないので、安心してしっかりと混ぜてなめらかな生地を作ってください。



さて米粉、料理やパン作りで消費していますが、こんなにたくさんあるので、飽きるまで色々と試せそう。

ただ米粉パンは小麦グルテンが入っているものでしかあまり作ったことがないのでまだ勝手がつかめておらず、昨日焼いてみた米粉の食パンは、どっしりしすぎる食感に…

パン派の娘や夫はスープなどに浸して食べていましたが(息子のみ朝食はお米派)、残りは今からフードプロセッサーでパン粉にして、また明日用に米粉パンを焼いてみようと思います!



このケーキに使った黒豆の甘煮の作り方はこちら

 →http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-11764130717.html

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~材料~


 15cm角型


  ホワイトチョコレート 90g

  無塩バター 40g

  卵 50~55g (M1個)

  きび砂糖  25g

  米粉 20g

  抹茶 5g

  ベーキングパウダー 1g (小さじ1/3)

  黒豆の甘煮 80~100g



~下準備~

○米粉・抹茶・ベーキングパウダーは合わせてふるっておく

○型にオーブンシートを隅も立ち上げて敷きこんでおく

○オーブンは170度に予熱しておく



~作り方~


①黒豆の汁気を切って型の底に並べる

 →混ぜ込むと黒豆の皮が破れることがあるので、切り口を良く見せるためにここでは並べているものの、切り分けるのではなく小さな型で一人分ずつ焼く場合は生地の最後にゴムベラで優しく混ぜ込むと楽


②チョコレートとバターを適当な大きさに切り分けてからボウルに入れて、50度程度の湯煎で溶かす


③チョコレートが温かいうちに、泡だて器で溶いた卵・砂糖・粉類の順に混ぜて、黒豆を並べた型に流して表面をならす


④170度に予熱したオーブンで20~25分焼成、途中竹串を刺して見て生地がついてこなくなれば取り出す

 →火が通り過ぎないうちに取り出すのがしっとりした仕上がりのポイント

 →上火が強いオーブンの場合は、表面が焼けてくる15分程度から(開けすぎると庫内温度が下がるので頻繁に開けすぎないこと)焼き色がつきすぎないようにアルミホイルで覆うと緑色が保たれる



~期限・保存~

 冷蔵保存。

 食べごろは風味が戻る翌日から、抹茶の色や風味が落ちない2~3日中。