エンゼルショートケーキ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

卵白で作る、切り口が真っ白なエンゼルシフォン生地にデコレーションした、ちょっと変わったショートケーキ。

このケーキの良いところは、シロップを打つ必要がないほどに生地が柔らかいのでその分の手間がなく、またバター不使用なので溶かしたり練ると言った力も要らず材料が揃っていれば手軽に作れるところ。


ひかりの加減で飾ったアラザンが見えづらかったり白く飛びすぎたりしてしまったりしているのですが、子供たちがこのケーキに目がなくてすぐに食べてしまったのでまた作って撮りなおした時には写真を差し替えます!

(エンゼルシフォンロールの時にも言っていましたが、作るたびにいまいちでまだ差し替えてないのですが…)

イチゴではなくチェリーを挟んだり、シフォンケーキのようにスポンジにクリームとベリーを添えるだけでも美味しいんですよ。

エンゼルと名のつく由来や型については、エンゼルフードケーキレシピ をどうぞ。



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~材料~


 15cm アルミエンゼル型


  ☆卵白生地

    卵白 25g

    サラダ油 15g

    グラニュー糖 25g

    薄力粉 40g

    ベーキングパウダー 2g

    レモン汁 3cc


  ☆メレンゲ

    卵白 50g

    グラニュー糖 20g


  ☆クリーム

    生クリーム 200cc

    グラニュー糖 15g

    キルシュ 5cc


  ☆飾り

    いちご 約10個

    ベリー類 飾り用 適宜



~下準備~

○薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく

○オーブンは180度に予熱



~作り方~


①6分立てのメレンゲを作る


 1.冷えた卵白をハンドミキサーの高速で泡立て、白っぽくなったらグラニュー糖を1/3量ずつ加えて、都度泡立てる
 2.持ち上げた時にややおじぎする程度の6分立てにし、暑さで分離しないようにすぐ冷蔵庫へ


②卵白生地の卵白→グラニュー糖→サラダ油→粉類→レモン汁→メレンゲ1/3量の順に、都度だまができないようなめらかに混ぜる

 →泡立てず、都度馴染ませるだけで良い


③残りのメレンゲを全て加え、左手はボウルに添えて回しつつ、右手はゴムベラで生地の中央にへらの側面から切るように入れて、底から面ですくって返すように、白い筋が見えなくなるまで大きく混ぜる

 →混ぜる回数の目安は20回程度、へらを持ち上げた時さらさらと落ちてりぼん状に跡が残る状態になったらOK
 →卵白の粒が残っている場合はへらの先でなじませる


④型には何も塗らずに、7~8分目まで生地を入れて、ある程度表面をならし、型を2~3cmの高さから落として大きな気泡を抜く


⑤180度に予熱したオーブンで17分焼成

 →下火が強すぎて焦げる場合は、温度を調整できる場合は下火を130度程度で、調整できない場合は天板を重ねるなどして工夫


⑥焼けたらオーブンから取り出し、すぐに逆さにして冷ます

 →ケーキクーラーの上に置いたり、筒の部分を瓶に立てたり、逆さに置いたコップの上に立てるなど


⑦完全に冷めたら、縁を指で軽く押さえて隙間を作りながら外し、シフォン型などで高さを出した焼き上がりで手で外すのが難しい場合は生地と型の間にパレットナイフを差し込んで外す

 →シフォン型から外す場合は、パレットを差し込んだままスライドさせるとえぐれやすいので、一回一回都度都度差し込んで引き抜くやり方を繰り返すとえぐれにくい

 

⑧焼き色がついた部分がきれいに剥がれて型に残り、表面が白く取り出せたらくずをはらって、半分にスライスする


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⑨クリームの材料を七分立てにし、ケーキのスライスした部分に薄く塗ったら上にいちごを反割りにして並べ、いちごが隠れるくらいのクリームを伸ばして上からケーキの上部を乗せ、全体に薄くクリームを塗り広げたら、残りのクリームをモンブラン口金をつけた絞り袋に入れて絞り出して仕上げる

 →口金がなければパレットで表面に動きを出す

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~保存・期限~

 クリームを塗ったものは当日中、生地は密閉すれば翌日まで



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