ジンジャーシロップ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

体を温める生姜を、いつでも手軽に取ることができるジンジャーシロップ。

お湯や炭酸で割ったり、紅茶やミルクなどに加えて飲むのはもちろん、料理やお菓子作りにも。

そして、使い切れないくらいに出来たら湯船に入れても、砂糖に含まれる保湿効果や生姜の作用でじんわり温まる入浴剤に。

残った生姜からは生姜糖やセミドライジンジャーを作ることもできます。

まずはジンジャーシロップのレシピから。



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~作り方~


 120ml分


  生姜 100g

  砂糖 100g (好きな種類で)

  水 100cc

  レモン汁 10cc

  スパイス類 好みで

   例) クローブ 1粒

      カルダモン 1個

      ローリエ 1/2枚 (生姜300gごとに1枚程度)

      シナモンスティック 2~3cm

      鷹の爪 半分 種を除く (辛味が好きな人)



①生姜はよく洗って皮を剥き、2~3mmにスライス


②水でさっと洗って細かいなどを取り除いてから鍋に移し、砂糖をまぶして30分放置

 →辛味をやわらげたい時は水にさらしたり、数回茹でこぼす


③水分が出てきたら水とスパイス類を加えて強火にかけ、沸騰したら弱火で30~40分煮込む

 →スパイスはあとで取り出しにくいものや多種類入れる場合、お茶パックなどに入れて煮る


④室温になるまで冷まし、茶漉しなどで漉しながら煮沸消毒した瓶などに詰める

 →ペーパーフィルター、不織布やガーゼなどだとよりクリアに



~保存・期限~

 煮沸消毒した瓶に詰め冷蔵保存、風味が抜けない1週間程度。



~材料の基本比率・出来上がり量~

 基本の材料比率は、生姜:水:砂糖:レモン汁=10:10:10:1。

 この比率で作った場合の出来上がり量は、生姜の1.2倍程度になります。


~材料について~

 砂糖は上白糖、きび砂糖、黒糖、ブラウンシュガー、一部をはちみつにするなど、目的や家にあるものによりお好みで。

 またスパイス類も、あるものだけでも、更にプラスしても、全く使わず純粋な生姜の風味を楽しんでもこちらもお好みで。



~辛味の調整~


◆辛味をやわらげたい時

 ・新鮮な生姜を使うこと

 ・生姜を水にさらしたり数回茹でこぼして作る

 ・辛味が少なく繊維が柔らかい新生姜を使う

 ・水や砂糖を多めに加える   など


◆更に辛味を強めたい時

 ・生姜の半分程度ををすりおろす

 ・砂糖を減らす →あまり減らしすぎると美味しくなくなるので多くとも砂糖量-20%程度まで

 ・綺麗に洗って皮つきのままスライス

 ・赤唐辛子を加えて煮る



~残った生姜の使い道~

 残った生姜はそのまま、または細切りなど使いやすい大きさに切って炒め物や煮物に、すりおろしたものは生姜焼きなどに使うことができます。

 また乾燥させればセミドライジンジャーになり、それにグラニュー糖をまぶせば生姜糖としてお茶請けにぴったり。

 それらも料理やお菓子に使うことが可能です。