アドベント=11月30日に一番近い日曜日から12月24日までの、キリスト教西方教会においてイエス・キリストの降誕を待ち望む期間のこと。
今年は今日、12月1日から。
ヨーロッパではこの期間に食べるクリスマス菓子が国によって色々とあり、少しずつ切り分けて食べながら、クリスマスがやってくるのを待ちます。
私はキリスト教徒ではありませんが、クリスマスは大好き。
街中きらきらしていて、この時期だけの美味しいものもたくさん。
学生の頃はなぜかクリスマスは彼氏と過ごさない主義で、バイト先からのケーキを楽しみにしたり、カフェでレポートを書きながらカップルを見るのが好きだったのを思い出します(笑)
今は毎年この日に向けてアドベント菓子を作るのが私の恒例行事。
今日は午後から発表会があるため子供たちは既に登校していて、私は午前中地域行事、昼から見に行くことになっているので、学校から帰ってきたら子供たちとお疲れ様の意味もこめていつもよりちょっと贅沢なお茶の時間にしようと思います。
と言うことで、クリスマスケーキはこれから追々焼いていくとして、今年のアドベントの始まりのお菓子はこちら♪
クリスマス菓子は時間や仕込みの手間がかかるものも多く、写真も種類は多く見えますが、日持ちするものも多いので数日に分けて作れば見た目ほど大変でもありません。
毎年作るものは決まっているので段取りが頭に入っていると言うのもありますが、家は組み立てるだけにパーツを焼いておいて時間がある時に組み立てて、シュトーレンは熟成期間が必要なため1~2週間前から仕込んでおけるし、パンドーロやパネットーネはフルーツが入るか入らないかで生地は同じなので一度に仕込めて、冷凍保存して少しずつ朝のパン代わりに食べたり、小さなパネトンチーノやパンドリーノはプレゼント用にラッピングして、アイシングクッキーはシリカゲルと一緒に密封すれば1ヶ月は持ちますし、チョコの家はクッキーみたいに湿気ないため今年もさっそく飾っています。
レシピは昨年いくつか載せているのですが、少し追記したり変更したい部分もあるので、近いうちに再UPします。
◆シュトーレン (中央右)
ドイツのアドベントに欠かせない、フルーツがたっぷり入った発酵菓子
◆クグロフ (左上)
フランスのクリスマスやおめでたい日に食べる発酵菓子
◆パネットーネ (左下)
イタリア・ミラノ銘菓、フルーツが入ったリッチなブリオッシュ生地で作る発酵菓子
◆パネトンチーノ (左下)
小さなパネットーネ
◆パンドーロ (中央上)
“黄金のパン”という意味の、卵黄でイタリア・ヴェローナ発祥の発酵菓子
◆パンドリーノ (中央左かご)
小さなパンドーロ
◆バニラキッフェルン(バニラキプフェル) (中央左皿)
オーストリアの三日月の形をしたアーモンドとバニラの香りが贅沢なクッキー
缶に保存して1月いっぱいまで食べられるそう
◆雪の結晶のシュガーパイ (右下)
パイ生地を雪の結晶型で抜いて冬仕様、大き目の型で抜いてクリームを挟めば冬のミルフィーユ
◆ヘクセンハウス (右上)
魔女の家
昨年に続き煙突はストライプですが、屋根や窓にハートで模様をつけて、雪の結晶クッキーも屋根に飾りました
チョコの家の横に犬小屋サイズも♪
◆チョコの家 (中央トレイ)
チョコレートは湿気ないので、乾燥を防いで飾ればある程度日数が立っても美味しく食べられます
◆ジンジャーマンクッキー (ヘクセンハウス・チョコの家の前)
ジンジャーを始めとしたスパイスが入った人の形をしたアメリカのクリスマスクッキー
今年はココア生地にジンジャーパウダーを加えています