4種のベリーと赤ワインのジャム | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

ジャムは紀元前から作られている、果物の代表的な保存食。
私はワインは飲めないのだけれど、ワインを加えて作るジャムは好きです
特に、ベリーの甘酸っぱさには赤ワインの色と風味がぴったり。
安く出回る時期や、たくさんいただいた時、庭になっているものなど、たくさんある時に冷凍しておいて、何種類か集まった時に作っています。
もちろんあれば生のものや、種類は1つでも。
冷えると少し固くなるので、好きな食感よりもややゆるい状態で火からおろすのがポイント
甘さや煮詰め具合はお好みで調整してください。

写真はいちご・ブルーベリー・ラズベリー・クランベリーと、赤ワインのジャム。
トーストやヨーグルトに乗せたり、紅茶の甘味付けやお菓子作り、お肉のソースなどの料理にも。



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~作り方~ 

 分量目安

  ベリー 生・冷凍 150g
  砂糖 50g
  赤ワイン 50g
  レモン汁 5cc

①冷凍のものは凍ったまま、ベリー類と砂糖を厚手の小鍋に入れて中弱火にかけ、時々混ぜながらとろみがつくまで煮る

②レモン汁と赤ワインを加えて、水分とベリーが馴染んで、ワインのアルコールが飛ぶまで2~3分煮る

③熱いうちに煮沸消毒した瓶に入れて、冷めたら冷蔵庫で保存


~ベリー類の冷凍保存~
 市販のジャムが甘すぎると感じる人は多いと思いますが、それもそのはず、ジャムを長期保存するには、上記レシピでも倍以上の砂糖が必要になります。
 低糖度のものは保存が効かないので、一度にあるだけ作っておくよりも、冷凍しておいたベリー類でその都度作るほうが長い期間楽しめるのでおすすめ。
 へたなどは取り除いてよく洗い、しっかり水気を切ったら空気を抜いて密封し、3ヶ月程度。


~期限・保存~
 煮沸した瓶に入れて、冷蔵保存 2週間。

 長期保存したい場合は砂糖の量を果物の重さの80%以上を使用し、ジャムが熱いうちに煮沸消毒した瓶に詰め、脱気と殺菌をする。
 ふたを開封したら2週間以内で食べ切ること。
 ただし完全に密閉できていることが条件なので、やはりできるだけ早めに食べ切るのがおすすめ。


~ジャムから作る~
 安いジャムや少しずつ残ったジャムがあれば、ワインで一味違ったジャムに生まれ変わらせることができます。
 2~3種類のベリージャムを同じくらいの割合で合わせたところに、好みのとろみになる程度の赤ワインを中火にかけ、ワインの水分がジャムに馴染んでアルコールが飛んだら出来上がり。
 市販品特有の甘さが抑えられ、冷凍ベリーも一緒に加えれば食感も楽しめるコンフィチュール風の仕上がりに。