コーヒーゼリー (ゼラチン使用) | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

コーヒーを使ったデザートの定番中の定番、コーヒーゼリー。

インスタントを使って手軽に作るも良し、こだわるなら、新鮮な美味しい豆を使った淹れたてのコーヒーで、香り豊かに。

美味しく作るポイントは、混ぜる甘さやミルク分に負けてしまわないように、しっかりと風味が残る深煎りの粉を使うことです。

甘さを加えずに作り、食べる時の気分でシロップを使って甘さを加減しても。

 

 

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~作り方~

 

 350cc(3~4人)分

 

  コーヒー粉 やや深~深煎りのもの 30g

 

  水 コーヒー用 350cc

  粉ゼラチン 5g

  水 ゼラチン用 30cc

  グラニュー糖 40g

  生クリーム 30ml

 

 

①ゼラチンを水にふり入れて10分程度ふやかす

 

②水を沸かしてコーヒー粉をドリップし、300cc程度の濃いコーヒーを抽出したら、グラニュー糖を溶かす

 

 →インスタントを使用する場合は味を見ながら、300ccの湯で6~9g(大さじ1~1.5)を溶き、グラニュー糖は加減する

 

③ゼラチンを500wのレンジに30秒かけてなめらかに溶かし、コーヒーに混ぜたら器に注ぎ分けて冷蔵庫で数時間冷やし固める

 

 →ゼラチンの性質上、時間が立つほどにしっかりした食感になりやすい

 

④ゼリーはそのままかクラッシュして飾り、生クリームは表面にそのまま注ぐかゆるくホイップして乗せる

 →クリームにはコーヒーリキュールで風味付けしても

 

 

~甘さ・柔らかさについて~

 

 

 砂糖の量は甘さを加えておきたい場合の目安です。

 グラニュー糖は軽い甘さなので、しっかりと甘味が出る上白糖やきび砂糖を使う場合はやや減らし、ます。

 甘さを加えず、濃い目のコーヒー250~300ccにゼラチン5gを溶かして無糖のコーヒーゼリーを作り、シロップとクリームをあとから加えると、食べる人の好みや気分で甘さが調整できます。

 黒蜜を使って和風、コーヒーゼリーパフェ、牛乳を注いで崩してゼリードリンク等々…アイデア次第でいろいろなデザートに。

 型で抜きたい場合は250cc、柔らかい食感にするには300cc程度のコーヒーをゼラチン5g(+水30cc)で固めてください。

 

 

~コーヒーについて~

 

 

 コーヒーをゼラチンで固めるだけと簡単だからこそ、出来上がりは使用するコーヒーの味に左右されます。

 とは言え飲むには美味しいものでも、ゼリーにすると美味しいかと言うと違います。

 浅煎りや中煎りだと味が出にくく、濃く抽出しようとするとえぐみや雑味も出やすくなりますし、冷えることで酸味が強く出る場合があるので、深煎りのものを使います。

 

 そして豆選びと同じくらい大切なの鮮度です。

 粉は挽いてからあまり時間が経っていないものを使用するのもポイントです。

 インスタントも開封して時間が経てば酸化するので注意しましょう。

 とは言えコーヒー自体やや酸味があるもの、気になる場合はクリームの量を増やしたり、バニラアイスを乗せると軽減されます。