パンナコッタ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

イタリア語で“生クリームを煮た”と言う意味があるドルチェ、パンナコッタ。

今から100年ほど前に、バレリーナが恋人のために作ってあげたのが始まりなのだそうです。

日本では生クリームが高価なことと、生クリームだけでは濃厚すぎると感じる人もいるために牛乳を加えて作られるレシピがほとんどですが、本来は生クリームだけを固めて作られるもの。

ほろ苦いキャラメルソースや、甘酸っぱいフルーツソースと相性が抜群で、ラム酒やベイリーズなどのデザートリキュールを加えても美味しいですよ。

ぜひ美味しい生クリームでどうぞ。



そう言えば私がお菓子を作り始めた頃は甘さや脂質控えめがブームで、生クリーム100%のパンナコッタを実際に食べるまでは漠然としつこい味なのだろうと言うイメージを持っていました。

でもある時実際に食べてみると“甘さ”と“濃厚さ”、“しつこさ”と“コク”はそれぞれ別物なのだと言うことを実感。

ギャップも手伝ってか、より美味しさに感動して、それ以来食わず嫌いならぬ“作らず嫌い”ではないですが、それを克服した経験のひとつになったのでした。



型にはまったお菓子なお茶の時間☆-20130719_183304.jpg



~作り方~


 7cmのココット 4個分


  生クリーム 250cc

  砂糖 25g

  ゼラチン 5g

  水 30g

  リキュール 好みで 5cc (小さじ1)

  果物・ソースなど 適宜



①ゼラチンを水にふり入れて約10分ふやかし、レンジや湯煎でなめらかに溶かす


②生クリームと砂糖を小鍋に入れて中弱火にかけ、砂糖が溶けて軽く煮立ったら火からおろして、リキュールとゼラチンを加えて混ぜる


③型に注ぎわけ、冷蔵庫で3時間冷やし固める