ギルアの型 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

まだステンレスやシリコンなど手入れに気を遣わない材質の型ばかり使っていた頃、初めて手入れが必要な型として我が家にやってきたマドレーヌ型がギルアのものでした。

それまで焼きムラが出来るのは当たり前だったマドレーヌの焼き色が均一なことに驚き、油が馴染むほどに良くなる型離れも嬉しく、手入れが必要な型も楽しいものだと感じた、型を集めるきっかけになった型です。

ギルアに限らず、手入れに楽しみを見出せる型は、一生ものです。



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☆仕様・特徴
 スチールにクロムメッキを施してあるので、熱伝導率が良く、メッキされた型の中でも特に錆びにくいのが特徴。

 油なじみが良く、使い込むほどに型離れが良くなります。

 ただし水気で錆びる場合があるので冷やしには使えず、手入れが必要。



☆初めて使う前に

 洗剤をつけたスポンジで洗い、すぐに水気をふき取り、150℃で10分程度空焼き。

 型離れがよくなるまでは、何度でも空焼きして油を馴染ませて。



☆使用時の下準備

 油脂を塗ってから生地を流し入れる。



☆使用後

 出来る限り水洗いは避け、汚れや油分は型が冷めないうちに拭きとります。

 汚れがひどい場合は洗剤を使わずに柔らかいスポンジとお湯で洗い、すぐに水気をふき取ったあとオーブンの予熱などで完全に乾かします。

 洗剤を使って洗った場合は再度上の要領で空焼きを。

 新聞紙等に包んで保管すると酸化予防に。



☆向くお菓子
 油分を多く含むバターケーキやタルトなど。

 特にタルトは、油分が馴染めば油脂を塗らずに生地を敷き込んでも焼いたそばから離れるようになります。



☆向かないお菓子

 ゼリーなどの冷やすもの。

 含まれる水分により型が錆びる可能性あり。