【真・金光耀眼】 ｂｙ はすみ
＜マメ知識＞：調身（ちょうしん）
気功の三調として知られている「調身」「調息」「調心」。
この３つはヨガや座禅の世界でも重要視されている。
「調」には「しらべる」と「ととのえる」の意味がある。
身・息・心をよく観察して調えることが大切なのである。
【調身】とは、自らの意識の力をもってして、肉のかたより・つながりのかたより・流れのかたより・軸のゆがみ・気血の衰えを観察し、心身の姿勢を整えていくことである。
調身が正しくできていると、動作に無駄なく美しく、全身の気血のめぐりがよくなると言われている。
また中国医学でも、姿勢が正しくないと「気」が整わないとされ、姿勢の重要性が説かれている。
調身は「煉形（れんけい）」とも言われている。
気の流れ、気の密度、気の硬度、気の形状などをバランスよく美しく強くしていくのである。
▼一般的に普及している「金光耀眼」▼
１）足は、そのまま肩幅に広げて立つ。
２）両手はそれぞれ双眼鏡を軽く握るように丸めて 腰の前に置く。
３）両手を腰の前から目の5～10cmほど前まで振り上げ、双眼鏡を覗くようにし て目に気を通す。
４）気を通したら、両手を腰の前まで振り下ろす。
この動作を36回繰り返す。
なお、眼鏡をかけている人は外して行う。手が目に触れないよう気をつけて行う。
▼霊視後の「真・金光耀眼」▼
①立ちやすい歩幅で直立し、胸の前で合掌する。
初心者は「真・腰入れ」「真・顎引き」 で立つようにしてもよい。
軸・ゆるみ・グラウンディングなどの練習ができてくると、天然にして壮大なエネルギーと自分の軸を共有して立つことができるようになるでしょう。
その最たる状態はハイヤーセルフとチャクラと気血の共鳴ヒーリングの基礎講座を進めていくことでも体感していけるでしょう。
②両手を【嘴（くちばし）の手印】にする。
※ 手印（しゅいん）とは、手で印を結ぶ（いろいろな形を作る）こと。
嘴の手印は、何かをつまむように指先を揃えて閉じた形となる。
③意識の位置、重心の位置を落とし、変性意識状態に入ろうとする。
④両手の嘴の先を下丹田に向ける。
⑤嘴の先から下丹田に入ってくる氣と繋がる。
⑥手印を維持したまま、自発動功をする。
※ 鳳凰の嘴（くちばし）から放出される 直線的な気で、主に目をはじめとした様々な部位の「停滞した気」を押し流していく様が体現できるといいだろう。
※ 自発動功・・・身体をリラックスさせ入静（心に雑念 がない状態）に入った時、自然に体がかすかに揺れ動き始め、やがて振動、衝動 などの現象が現れてくる。
肉体や潜在意識が求める動作とも言われており、抵抗する心をなくし自然の流れに従って揺れ動くうちに身体のバランスが調整されることがある。
自発動が起こっても放っておくとやがて動きが止まるという人もいれば、自分の意志で停止しなければ止まらな い人もいる。
※ 自発動がわから ない段階でも、嘴を「下丹田」「百会」「眼」「首の後ろあたり」「みぞおち」などいろいろなところに当てて、嘴から出る氣を取り込んだり感じたりする練習をするといい。
※ 真・腰入れ・・・肛門と臍を結ぶ一直線を体内で意識する。その直線を結び付けていくように、体内で引寄せていくこと。人によっては自然に骨盤が動き背骨がバランスよく乗っかってくるだろう。
※ 真・顎引き・・・真・腰入れの状態で、ぼんのくぼ（後頭部の下、中央のくぼんだ部分）を緩め、自然に顎を引くこと。
<<比較>>
まずは霊視修正前の「金光耀眼」の手順にあるよう に指先を軽く丸めて輪を作り、実際に目の前に振り上げてもらいたい。
光は見えるだろうか？
これを36回繰 り返したところで、残念ながら見えるのは光ではなく、周りの風景だけだ。
申し訳ないが腕の上げ下ろしお疲れさまという感じである。
次に霊視修正後の「真・金光耀眼」で 嘴の手印の先を目の前に当てると、嘴の手印から放出される気が目の奥に到達し、目あたりが温かく なってくるのを感じた。
「真・燿眼仏光」は、 手印を維持して自発動を起こすことにより、徐々に身体各所の気の巡りがよくなってくる。
特に、目は直接マッサージをすることができない部位であるから、目を酷使している現代人には、ぜひこの効果を味わってみてもらいたい。
==体験者の感想==
霊視修正前の「金光耀眼」を続けていた時は、まる でサファリパークの見物人の ような感じで、ひたすらエアー双眼鏡を上げたり下げたり。（笑）
手から気が 送られてきているのかなぁ～と思いながら・・・指で作った輪をただ覗き見るよ うな状態でした。（苦笑）
「真・金光耀眼」を行ったら、「真・仏風貫耳」と同様に自発動が起こり、 嘴の手印を目の前でクルクル させると目の奥まで浄化されるような心地よい感覚 に！
すっきり爽快～♪
毎日、 霊視修正後の香功をするようになってから身体が喜んでますぅ♪♪