■香功(Xiang Gong/シャンゴン)霊視改善レポート Vol.3
【 真・仏塔飄香】By はすみ
▼一般的に普及している仏塔飄香▼
足は、そのまま玉鳳点頭と同じように肩幅に広げて立つ。
まずは、胸の前で両手を向かい合わせ(小さく前へ倣えの状態)にして、そこから両手を近づけたり左右に離したりする(5回)。続いて、仏塔の屋根をいだくように手を広げながら降ろし、また胸の前に戻す。これを31回行う。手を下に下ろした時に手のひらを外に向けないよう注意しながら行う。
これは仏塔から香りが広がる様子を表現しているということだが、この動作は肩から指先にかけてしか動きが伝わらず、まるで盆踊りのような感じだ。確かに、香りを広げている雰囲気はあるが、体のどこにも効いていないし、仏塔飄香という名から連想される仏塔もイメージしにくい。
▼霊視後の「真・仏塔飄香」▼
①真・腰入れ、真・顎引きの状態で立つ。
②古代丹田呼吸法の呼吸を確認する。
以後、息を吸うときには物理的には鼻を使うが、気の入り口は両足の踵と仙骨の三点同時吸いとする。
③胸か腹部の前で両手を向かい合わせる。
④左右の掌を見えない気の管(ホース、パイプ)で接続したイメージをもつ。
気の体感のある人は、気の管で接続ができると、自然に手がゆらゆらとするだろう。
⑤左右の踵と仙骨から吸い上げながら、気の管あるいは気のボールの形を確認する。
⑥百会まで吸い上げて、さらに吸っていると、左右の手までジワーンと圧力のようなねばねばのような何かが来るのを待って感じる。
⑦左右の掌から気を吐き、気の管あるいは気のボールを膨張させる。
⑧吸いながら気の塊の大きさを確認し、吐きながら気の塊を大きくしていく。
特に、吸いながら確認するときには、気の塊の上部をなぞっていくようにする。
次第に、巨大な塊となっていくので、動きとしては大きく手を上げ下げしていくようになるだろう。
呼吸の回数が増えるにつれて、大きな仏塔・家・ビルを建てるように両手で大きく弧を描いていく。
これを3~36回行う。
※ 上級者は、スカイツリーより大きな気の塊を目指してもいいだろう。
※ 真・腰入れ・・・肛門と臍を結ぶ一直線を体内で意識する。その直線を結び付けていくように、体内で引寄せていくと、自然に骨盤が動き背骨がバランスよく乗っかってくる。
※ 真・顎引き・・・真・腰入れの状態で、ぼんのくぼを緩めることで顎を引く。
==参加者の感想==
「真・仏塔飄香」を行うと、自分自身の気を強く感じることができるとともに、それが、大きな仏塔のように広がったので驚きです。
これだけでも汗が出てきて、気の活性化を感じることができました。
また、今までの動作だと30秒くらいで終わっていたのに、じっくり気を感じながら動くこともできました。これを毎日行ったら、内気がかなり強化されそうですね。