悪い魔法使いの魔法にかかってカエルにされてしまった2人が、人間に戻りたいと沼地の奥に住む良い魔法使いの元へやっとの思いでたどり着いた時、良い魔法使いママ・オーディーは言います
「欲しいものと必要なものは違う。本当の自分を見つけた時、本当に必要なものが見つかるはずだ」
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ディズニー映画『プリンセスと魔法のキス』
遅ればせながら観せて頂きましたが、本当に良くできています。
全編メッセージだらけ
主人公のティアナは亡き父とのレストランを持つ、という夢のために働きづめの毎日。その夢の実現も後少し、というところで、カエルになってしまいます。
原因は勘当された挙句にカエルにされてしまった王子が「人間に戻れたら褒美をとらす。」と言ったのに釣られ、これでレストランが手に入る、と思い込んでしまったため
ティアナのしたことは、多少欲のためとは言っても人助け。ここだけクローズアップすれば「金のためにカエルみたいなものにでもキスする」という問題もあるわけですが、世の中、金と名誉のためならカエルだろうがジャバザハットだろうがついて行く女性はごまんといます。
ましてやティアナにはずっと努力してきた夢がある。
ティアナは小さい頃星に願いをかけていると、父から「星は手助けしてくれるだけ。願いを叶えたかったら自分で一生懸命努力しなければならない」と教えられたのです
でも、ママ・オーディーは勘当された王子には「我慢」が、そして寝る間も惜しんで働いているティアナにも足りないものがあると言うのです
欲しいものと必要なものは違う
それだけ聞くと衣食住が足りれば、それ以上はすべからく贅沢。という禅僧のような極端な発想にたどり着きそうですが、そこはディズニー。
魅力的な脇役と息もつかせぬほどの鮮やかな色彩でグイグイ引っ張っていってくれます
私たちは、やりたいことを重視する自由がある
自分や直感を信じて、聖地やパワースポットに出かけて「必要なものを得た」と思い込んでいる
お金が欲しい
でも、なんのため?
ティアナは
レストランを手に入れたい
父の果たせなかった夢のため
大好きな父が褒めてくれた料理の腕を振るって行列のできるお店を作りたい
十分な理由に思えるけれど、それはティアナにとって本当に必要なものではない
震災以降、世界中のどの国の人々よりも、私たち日本人は「本当に大切なもの、本当に必要なもの」を考えざるを得ない環境に置かれたはずです
When you find out who you are, you'll find out what you need.
ママ・オーディーが言うように
自分が何者なのか
自分と向き合い、夢(や願望)の元にあるものを見つめ直す機会を持たない限り本当に必要なものは見つからないのかもしれません
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