梅の薬効成分の中でも果肉を加熱することでのみ得られるムメフラール


ムメフラールを含む梅の加工品といえば、梅肉エキスですよね
梅の薬効は欲しいけれど、梅干しは塩分が心配、という方にも最適です


梅肉エキスには、疲労回復、咽喉炎・かぜ・気管炎・急性腸炎・下痢・食中毒・心臓炎・腎臓炎・赤痢・日射病・腹痛・扁桃炎・肋膜炎、感染症などに効果がある事が知られていました。



最近では、白血病の細胞に梅肉エキスを入れたら死滅が起こったというテレビ報道もあり、がん細胞についても追試が行われているようです。

と、いうことは、広く免疫強化にも効果が期待できそうですよね


しかし、何と言っても梅肉エキスの薬効の筆頭は血流改善効果。これがムメフラールの効果であることが最近発見されたんですね。


血流障害。そうです。瘀血に最適なんですね~


瘀血の症状は大きく
痛み
黒ずみ
しこり

具体的には
アザができやすい
肩こり、首こり、腰痛
月経困難、不妊、子宮内膜症など
目の下のクマ、くすみ、シミ
冷え
動脈硬化など生活習慣病
肝機能障害

などとして現れます



瘀血は気虚や血虚などの二時的な産物として出てくる症状なので、まずは原因となるものを改善することが大切ですが、梅肉エキスも充分に良い仕事をしてくれます。


手間はかかりますが作り方は単純



1 青い梅(黄色いとうまく仕上がりません)を洗って水気を拭き取ります


2 セラミックなどの金属製ではないおろし機でひたすら果肉をすりおろします
photo:01



※ すりおろしをフードプロセッサーで行う場合は、まず2枚のまな板の間に梅を挟み、上から体重をかけて梅を割って種をとります。
キッチリ体重をかけないとうまく種が取れませんよー[みんな:01]


3 ガーゼなどで果汁だけを絞りとります

photo:02



絞ってる写真じゃなくてごめんなさい
搾りかすになった果肉は六割から同量のハチミツや砂糖を入れて煮ればジャムができます

4 アクを丁寧に取り、木べらで時々かき混ぜながら弱火で煮詰めます

2Kgで約2時間が目安

どろりとしてきて底に線が引けるようになったら出来上がり

photo:03




5 瓶に詰めて保存します

出来上がりの量の目安は2Kgの梅から100cc弱でしょう

photo:04





食べ物というより薬である梅肉エキス

すごーく酸っぱいので、一回に食べる(舐める)量は楊枝の先につける程度で十分


酸っぱいのが苦手な方や小さなお子ちゃまには、お茶にいれてハチミツを溶かしてもOKです

私は酸っぱいのが大好きなので、舐め過ぎを我慢する方が大変!
この小さな瓶で一年持たせなくてはなりませんデスものー[みんな:02]



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