首に違和感を感じたり、痛みがある場合に、単に首コリとしてと放置しておくと、やがて

腕の痺れ
めまい
頭痛
立ちくらみ


などの症状が出てくる場合があります。始めから整形外科などでレントゲンを撮って診断を受け頚椎ヘルニアなどの原因がある場合には適切な処置を受けることができますが、病院に行ってもヘルニアなどによる神経の圧迫が見られない、または受診した診療科
によっては、「ストレートネック」等という診断で薬だけが処方され、根本的な解決がなされないまま、気がつくと思ってもいなかったような恐ろしい症状に発展する例が多く見られます


その症状とは、いわゆる「うつ」なのです



先日もそんな患者さんがいらっしゃいました。


首の痛みを感じたまま放置していたところ、始めは、朝起きる時にめまいが始まりました。やがて腕に痺れが出始めたので病院を受診。首の骨は本来緩やかに湾曲しているのですが、このカーブが勤務中の姿勢などによってまっすぐになってしまう「ストレートネック」と診断されてビタミン剤と筋弛緩剤が処方されました。具体的にストレッチなどの対処法は告げられず、生活指導としては「ストレスをなくしてください」という指示のみで患者さんがは「なんておバカな指導だ」と感じたそうです。(原文まま)



その後の経過についてご本人のお話を
要約すると、そうして具体的な方策のないまま薬で一時的に痛みは緩むように感じたものの、同時に仕事に支障が出るほどの眠気を感じるので薬を続けることはできなかった。ストレスを失くせと言われても、仕事は続けなければならず具体的にできることはないまま、腕の痺れやめまいと付き合っていくしかなかった。ところが最も怖かったのはその後、どうやら自分は「プチうつ」になっていたらしかった。らしかった、というのは自分では意識がなかったためだ。
実はパートナーはそのことに気づいており、仕事が一段落してうつによると思われる症状が多少軽減してきた時に「気分のムラも激しかったし、感情が昂ぶった時なのか、街で泣いていたのも目撃されている。相当おかしいと感じていた」と指摘され、自分では全く意識がないどころか、パートナーに対してもいつも通り思いやりをもって接していたつもりだったので大変にショックだった



結局、この方は病院で根本的な解決が望めないと感じたために鍼を受診されました。ご本人にとっては青天の霹靂であったのでしょうが、こうした例は特に珍しいことではありません。


前にも、「うつ病の前に増加する疾患」でご紹介したように首の不調がうつ症状につながることは医師による研究でも示されていますし、私もうつ症状で受診される方の施術には必ず首の調整が必要だと考えています。
問題なのは、この情報が共有されていないために、見逃しが多く起こっているらしい点です



首の不調を感じていらっしゃる方、パートナーやご家族が首の不調を感じた後から、様々な症状を訴えているのではないかと感じている方、是非早目の受診をお勧め致します。




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