人は病を得ると、今まで自分の心だと思っていたものが実は自分の本心を映したものではないことに気づくことがあります → 心は嘘をつく


今まで自分の望みだと思って行動してきたこと、つまり心に従ってきたと信じていたものが、実際は常識や環境によって自分にも周囲の人々にも良かれと思い込んでいただけなのかもしれない、ということに気づくのです



一時『心は何処にあるのか』という議論が盛んになった時期がありました。字面から推測すると心臓にあるように思えますが、当時の結論は「脳にある」ということだったと記憶しています。


ところが、どうもそれでは説明がつかないケースが多々あるということで、身体と心の他に、もう一つ精神・霊性を考えるホリスティック医学の必要性もその頃に叫ばれ始めたようです。

脳は 学習によって判断を下すわけですから、心が脳にあるのなら、選択の基準はより確実で間違いや危険のないもの。また、少しでも自分や周囲に平和や利益をもたらすものになるでしょう





命はそんなにやわじゃない 、の著者の杉浦さんにとっての心の選択は『親の期待に応える』自分でい続けることでした

大家族のなかでも学校でも会社でも、自分を抑えて人のご機嫌を伺うこと。長男として親元を離れず、会社生活では上司の機嫌と営業成績を何よりも優先すること





家族の一員である子どもとしても長男としても、会社員、社会人としても、周囲には平和と利益をもたらす生き方です。

そう、自分以外の周囲には




こうした生き方は褒められこそすれ決して非難されることはないでしょう。しかし杉浦さんは、これこそががんをつくったと余命宣告後に気付き、そこから自分の本当の望み、魂の声に耳を傾け始めたのだと思います。



心も脳も騙されやすい

ただ、身体は魂から離れて行く心の嘆きを正確に反映していたのでした




私たちは、女らしく男らしく、母親、父親、そして親孝行な子どもとして、常識的な社会人らしく振る舞うように自分をしつけます

ところがそれさえも、自分が信じている「らしさ」を演じているだけなのかもしれません

命を削ってまで「良い子でいる」ことを子供に望む親がいるでしょうか?

それでも、相手に良かれと信じるがゆえの誤解は絶えることがありませんし、家族のため、会社のため、そしてそれが自分のためだと信じて命をすり減らしている方も少なくありません。

そして、がん患者は増加の一途をたどっています





魂の声こそが本来の自分自身の望みだとしても、社会的な役割を持った大人が好き勝手なことはできない。考えてしまう方も多いでしょう

でも、もしかしたらこれだけがん患者が多いのですから、常識の方を疑ってみる価値があるかもしれません。



震災後、本当に大切なものは何かということを多くの方が考えました

アルツハイマーでは、自分が1番戻りたかった時期に戻るともいいます





自分本位だとあきらめていた生き方が、本当に周囲にも平和と利益をもたらさないものなのか?

病気になる前に、もう一度考えて見るのも良いかもしれません












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ボディー・マインド・スピリットは現実・理想・本来の自分






病気によって、普段意識している心と身体の他に本来の自分があることに気づき、それを統合していくという作業によって「丸ごとの自分自身」を癒していった方は たくさんいらっしゃいます