台風による気圧の変化、季節の移り変わりによる気温や湿度の変化、地震活動に伴う磁気や大気の変化


そんな地球の息吹と鼓動を感じてしまう方々を、「体感さん」と呼ぶようです。

古くはおばあちゃま方の「関節痛天気予報」、または喘息をお持ちなら「台風予報」ができる方

最近では、地震や太陽活動に伴って、めまい、耳鳴り、頭痛、眠気、吐き気などを感じる方ですね



いずれにしても、痛みや不快を感じるということ自体をなくすということは難しいのですが、症状を軽減する方法があります


それは、「腎虚」を改善すること

腎虚とは、一言で言うと、山登りを終えて、体力も筋力も衰えた時のような状態

以前は老化現象とも言われましたが、最近ではわざわざ「若腎虚」という言葉もあるくらい、若年層にもよく見られる症状です



この腎虚の状態は、生命力が衰えた状態ですので、気圧や気候、環境の変化が「身に応え」ます

つまり、この状態があると、体感がより辛く強く感じられ、より「身に応え」るのです。

加えて、腎虚の症状があると物事を「恐怖」や「不安」としてとらえやすく、その思考が肉体的な改善を妨げることにもつながります



ですから、台風や気圧、地磁気の変化を感じ取りやすい以上は、少しでも変化が身に応えないようにするのが得策です





セルフケアとしては、



1.疲れを溜めない。無理をせずに睡眠をとるなどしてなるべく休む 

特に腎を養う時間である午後11時から午前1時の間にきちんと眠っていることが大切です。

気圧の変化には、体気圧が外気圧との差を異常と感じている状態ですから、現在の気圧に慣れてしまえば症状が軽減する場合があります

身体の調節を早めるためにも休養は一番重要です


2.湧泉 など足の裏や、踵周りのツボ押しやマッサージをし、足首の柔らかさを保つ


3.腎臓を温める


4.腎を養う食べ物は、黒い食品(黒豆、黒ゴマ、黒米、ヒジキ、昆布、黒きくらげなど)、シナモン、ウナギ、すっぽんクコの実、クルミ、杜仲茶、ナツメ茶。と言われています

 しかし、消化活動を滞らせないためにも、特定の食品を食べるよりも

 エネルギーのあるもの(海水塩、自然の植物、天然のものなど)を食べる

 良く噛む

 食べ過ぎない

 かたよりなく食べる

 ことがもっとも大切です 

 



また、腎虚を改善するのが得意なのは鍼(はり)や漢方です

病院の検査では異常がないのに上記のような症状に悩まされている、という方は試してみることをおススメいたします


ご参考までに腎虚の症状とされているのは、





耳鳴り、めまい、難聴、脱毛、白髪進行、歯のぐらつき、足腰衰弱、頻尿、肩こり、背筋痛・腰痛・関節痛、脱力感、不眠、不安感、無気力、喉の渇き、免疫力低下、よく風邪を引く、寝汗、手の平足の裏のほてり、むくみ、精力減退 などです




地震後からの腎虚



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