前回のそれは血虚
あかぎれの話だったのに、血虚の説明だけで終わってしまいました
血虚は、疲労や心労などでもなり易く、色々と興味深い症状が出るので
どうしても長くなってしまうんですねえ
前回の症状は、教科書的な血虚の条件ですが、変わったところでは
お肉が食べたくなる
眉の生え際が痒くなる
というのもあります
?(お)血(生理の時に歯が痛い、ニキビが出る)
に発展することもあります
鉄欠乏性貧血にそっくりな症状が出ることもあります
そして、一番突飛なのは
「目に見えないものが見える」方は多くが血虚なんですねえ。
天賦の才能として、こうした能力を持っている方は別としても、血虚の状態では通常の判断能力がマヒする代わりに、別の感覚センサーが働く、とでもいうのでしょうか?
二日間徹夜して、細かい計算はできないんだけれども、妙にハイで勘が働く
なんていう状態です(例えがわかりにくい?)
また話がずれました
えっと
大寒から節分までの今の時期は、もっとも「陰」の気の強い時期
あかぎれなどの出やすい手の甲は「陽」の経絡が通っているところでもあります
血虚は血液によって栄養が体中に巡りにくい状態ですから、末端まで養いきれずに手(あかぎれ)や足(しもやけ)に症状が出てしまう、というわけです
血虚には
寝不足
心労
PCの長時間操作
などが最も悪化の原因となります
漢方薬では四物湯
そして、昔(アバウト)から「お肉を食べるように」ということになっています
焼肉食べたい~♪と、叫んでいるときの貴方は血虚かもしれません( ̄▽+ ̄*)
お肉をススメル訳は
鉄分
ビタミンB
の補給だと思われます
貧血には不可欠の鉄分
皮膚の再生や神経の伝達を促すビタミンB
こんなこと、科学的実証がない時代から、どうしてわかっていたのでしょう?
うんうん
明日こそ、あかぎれ改善編に参ります