毎日48キロの山道を千日間走り続ける千日回峰行という修行を成し遂げたお坊さまが、対談をしていた番組で「人生は思い通りにいかないように設定されているのだと思うようになった」とおっしゃっていました



対談の相手が冒頭「自分に求められているものを全うさせて頂くことが自分の役割」だと言っているのを聞いて、二人のお坊さまが対話しているのかと思いました



ところが驚いたことに、その対談相手は、kinki kidsの堂本剛さんでした。服装も髪型も個性的な彼に対して、淡々と好き勝手なことをしているようなイメージを抱いていたので、完全に意表をつかれた思いがしたのです



14才で奈良から上京し、本当の自分ではない人間を演じ続けなくてはならないことに悩み、死にたいと、空を見上げて涙を流す日々が続いた



ところが、ある時、お客様が海のような広い愛で「好きなようにやれば良い」と言ってくれるのに気づいた



死にたいと涙した日々を経験した自分だからこそ、音楽にのせて伝えられる言葉があると思う。と堂本剛さんが語るのを聞いて



草なぎ剛さんの、泥酔事件や、パク・ヨンハさんの自殺の時にも感じた、有名税などという言葉では片付けられない孤独と苦悩を思いました



同時に、どんな世界においても、生き残り続け、道を全うする人々の凄さも



そして、お坊さまが人生は思い通りにはならないように設定されているのではないかと思うようになった、と。



おそらく、それを知って、なお生き続けることが修行であり、それをいかにして受け止めていくかを学ぶことがこの世に生を受けた意味でもあるのだろうと思います



堂本剛さんは「求めるからシンドイ。せっかく奈良に生まれたのだから、この奈良の大地のように『受け入れ』て生きて行きたい」と言い、最後に『空欲』と書きました



『欲』を空しゅうする

『欲』もまた是、空である


そんな風に解釈すればよいのでしょうか




千日回峰行で得られる悟り


ジャニーズのアイドルとしての活動で得られる悟り


世界中のあらゆる宗教や文学や哲学が、手を変え品を変え、表現を変えて言ってきたことにたどり着く道は、限りなくひらけているようです



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