2匹のサルに対して
一匹には100%(満腹)
もう一方には60%の食事を与え続けたところ
満腹のサルはシワシワ
60%のサルは若々しさを保ち続けていたという
有名な実験があります
過食と老化についてはDHEAというホルモンが関係していると言われ
アンチエイジングのサプリメントなどもあるようですが
足りないものを補い続けるという対処法は
本末転倒だという気がします
基礎代謝の低下によって余ったエネルギーが脂肪として蓄積された場合
20歳の頃と同じ食事をしていたとすると
単純計算では年齢による代謝の変化によって
30歳では男性で4Kg、女性で3Kg
40歳では男性7Kg,女性6Kg
体重が増加するということになります
消化というのは想像以上のエネルギーを必要とするので
風邪で食欲のないときには
無理に食べたりしない方が
身体はその分のエネルギーを回復に振り向けられるのです
そう考えると老化が早まるというのもうなずけます。
年々代謝も運動量も低下するのは当然なのですから
自然の摂理に従うのなら
食事量は減っていくのが正しい形
食べ過ぎてしまったときには
単に「太ってしまう」とか「ダイエットしなくちゃ」
ではなくて
「また老けてしまった」
こう考えた方が
衝撃も大きくて
ダイエットも案外スムースにいくかもしれません