東京のど真ん中にあった米軍基地 ワイントンハイツ | ロスからの声

ロスからの声

物足りないロサンゼルスについて書いています。

東京オリンピックが行われた1964年を

前にして東京のど真ん中にあった米軍基地が

返還された。

名前はワシントンハイツ、日本の米軍基地の中枢を言ってもよい

機能を持つものだった。

戦前はここが日本軍隊の兵学校があったものを、日本を占領した

アメリカ軍の本部としていた。


上の地図わかるように明治神宮に隣接場所であった。

現在代々木公園といわれNHK、オリンピックプールなど

渋谷辺りから小田急線の参宮橋あたりまで渋谷、原宿、代々木に

またがるものだった。


これはワシントンハイツの住居で

オリンピックの際には選手村の宿舎として払い下げられ

使用された。

これは現在の小田急線代々木八幡の駅の裏あたりで
手間に見えるのが日本家屋、通りを隔ててその先にみえるのが
ワシントンハイツ。

通り一本を越えるとアメリカがあった訳です。
もちろん、今も有効の地位協定に守られた治外法権の
場所が東京都内にもいくつも存在していた。




当時の基地の家族たち。


赤坂の山王辺りはGHQなどが存在していた。





柵の中はアメリカでした。


アメリカ大使館が赤坂にあるのはその名残のようなものだ。



ワシントンハイツ内ハローウインパーティ。




ワシントンハイツ、旧陸軍刑務所など

幼稚園、小学校の頃よく渋谷の出向くことがあり

この基地の周りをバスが走り抜け、フェンスの中で

米兵がゴルフや野球をしている姿をみて

子供心に環境の違いを感じていた。

野球場がある米軍基地、野原で野球をする僕たちとの

違いを受け入れて暮らしていた。

東京のど真ん中にあった占領の足跡だった。









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