NIKE AIR FOOTSCAPE (GRAPE/WHITE) -SOLE No.35 | メンズファッション大革命

ナイキ エア フットスケープ (紫/白)

このフットスケープも、90年代ナイキを代表する

革新的なデザインでブレイク。



この角度からは、もっともその「異形」ぶりを実感できる。



リフレクター(反射材)の採用も、90年代キックスの特徴の一つ。


理由はわからないけど、このシューズはなぜか「忍者」っぽい気がする…。


「違和感」。

人は、ある物がしかるべき場所にないと、
とても尻の座りが悪くなるものである。

このシューズが最初にリリースされた時に、人々が
抱いた印象は…まさにそういったものだろう。

ナイキは、それまで当然シューズアッパーの
中央にあるはずのシューレースを、あえて外側に
「よいしょっ!」っとずらしてしまった。

これはスポーツシューズの機能的に、シューレースをオフセット
(横にずらす)に配することによって足の甲の圧迫感を軽減し、
ランナーにより快適な履き心地を提供することを
目的にデザインされた結果である。

さらに「フットスケープ・ラスト」と呼ばれる
幅広の木型が使用されているため、より締め付け感は少なく、
また、これによって比較的「甲高・幅広」人口の多い
アジア圏(と言うか日本)でも、シリアスランナーから
ファンランナーまで、幅広い層に受け入れられた。

しかしなんといってもこの特異なデザインは、
ストリートでこそ、その真価を発揮した。

このシューズ、もしくはエアジョーダン12 の黒/赤に、
ナイロンのセットアップを合わせるスタイルは、
90年代中盤のアイコン的なスタイルの一つと言えるだろう。

このエアフットスケープの登場以降、他ブランドでも
オフセットシューレースを採用したシューズが
続々とリリースされるようになり、現在では
スポーツシューズのディティールの定番となりつつある。

発売当時からプレミア価格でしばしば取引きされ、
現在でも根強い人気を誇るフットスケープ。

どうも日本人は、コンバース・オールスター のようなド王道を
好みながら、こうした類のアバンギャルドなデザインにも
惹かれるという…両極端な性質を持っているような気がする。

とまれ、僕個人に限って言えば、「異形」趣味 の発端が
このシューズであったことは…言うまでもない。


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