NIKE AIR MOC (SMOKE/INK-BLACK) -SOLE No.29 | メンズファッション大革命

ナイキ エア モック (スモーク/インクブラック)

「21世紀のモカシン」


それがこのシューズのコンセプトである。


1994年にリリースされたこのシューズは…



ナイキの…そしてシューズの歴史に、またしても

革命的な進歩をもたらしたのである。


「そのクツ、なんで履いてんの?」

と、唐突にあなたはこんな質問を受けるとする。

あなたは、自分がいま履いているシューズに対して、
どんな理由を答えるだろうか?

「デザインが好きだから…」

「コーディネートしやすいから…」

「この高さのヒールが、脚をキレイに見せてくれるから…」

もちろん理由はさまざまだが、恐らく
「履き心地のよさ」を挙げる人は、
最もと言っていいくらいに、多いのではないだろうか?

自分の足に馴染んだ、革のブーツ特有の
履き心地のよさもあるけれども、
おろしたてから足馴染みを実感できる履きものとして、
やはりスニーカーに勝るものはないだろう。

そしてこの「履き心地」を極限まで追求するとどうなるか?

シューズはもはや、単に歩いていて疲れないだけではなく、
「癒し」までをも、あなたにもたらす存在になるのだ。

そんな、「足をリラックスさせる」という画期的なコンセプトを
シューズ業界に持ち込んだのが、このエアモックである。

ナイキのACG(All Conditions Gear)という、
いわゆるアウトドアカテゴリーからリリースされたこのモックは、
アッパー全体が一枚のヌバックレザーで仕立てられており、
ソールにはフルレングス(足裏全体)のエアが搭載されている。

これによって、前述の通り「いい履き心地」を超えた、
履いているだけでリラックスできるような、
未体験の足入れ感を消費者に提供することに成功した。

そしてこの「足をリラックスさせる」というコンセプトは、
他社も追随するシューズ業界の大きな流れとなる。

ナイキではのちのエアプレスト などに受け継がれていき、
現在の「NIKE FREE(ナイキフリー)」シリーズへと繋がっている。




「Kawaii♪」

そんな極上の履き心地もさることながら、
シンプルでありつつ斬新なルックスと、
需要に対する供給量の少なさから、
このシューズはストリートで爆発的なヒットとなる。

またこのシューズを語るときに忘れてはならないのが、
誰もが認めるその見た目のカワイさ、
そしてそれによる女性ユーザーからの支持である。

それまでは男子の聖域だったスニーカー界に、
女子が興味を持つようになったのは…
このエアモック以降だったと言ってもいいかもしれない。

特にこのエアモックのハイカットバージョン、
「エアチャカモック」 は、エスキモーブーツさながらの
キュートなルックスから、女子人気が非常に高い。

(むしろ男子が履く場合は…当人のキャラと、
たっぷりの茶目っ気が必要不可欠だ。)

ちなみに、これをさらにヒザ下丈まで伸ばしたバージョンも、
レディースサイズのみで最近リリースされている。

とにかく、このモック以降…

現在ではますます、
スニーカーは性別の壁を取り払う存在になってきている。




再び…「ロングトールは×××」?

さらにこのシューズには見た目や機能性の面以外で、
とても重要なコンセプトが貫かれている。

中古のシューズを回収し、加工して新たに素材として再利用する
「Reuse-A-Shoe」プログラムから生まれた再生マテリアル、
「ナイキ グラインド」を、このエアモックではアウトソールに使用している。

ナイキの生産足数を考えれば、
当然と言えば当然かもしれないが…

それでも、エコだなんだと叫ばれている現在より
10年以上も前に、こうした社会活動の部分にまで真剣に
取り組んでいるナイキの姿勢には、脱帽するばかりだ。

今ではこれをさらに推し進めて、アッパーとソールの接着に
使用する有害な成分を含む接着剤を、一切使用しない
「コンシダード」と呼ばれるシリーズも登場している。

それこそ、本物のインディアンモカシンのように、
ハンドステッチで縫い付けていくわけだが…

ナイキの看板商品である「エアジョーダン」 の最新作、
「エアジョーダン23」にまでこの手法が用いられているところからも、
ナイキのこの取り組みに対する本気度が伺える。

快適で、長く履ける(歩ける)こと、

企業として、またブランドとして、
消費者と長く付き合っていく視点を持つこと、

なおかつカッコよく(カワイく)、
魅力的であること…

やはり、ロングトールは止まらない …。

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