元「AKB48」1期生・平嶋夏海、初センターに感慨「出演者のヒエラルキーでは頂点」 | 鬼滅の刃のお部屋

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 元「AKB48」1期生の平嶋夏海が映画初主演を飾った「女ヒエラルキー底辺少女」が5月28日、東京・キネカ大森で公開され、平嶋をはじめ共演の冨手麻妙、阿部菜渚美、円谷優希、岡山天音、森田亜紀、森岡利行監督、原作者の鈴木詩子氏が舞台挨拶に立った。

 鈴木氏の同名コミックを原作に、「女の子ものがたり」「ハダカの美奈子」で知られる森岡監督のメガホンで映画化。おバカキャラと冴えない見た目のせいで、スクールヒエラルキーの底辺にいる女子高生の桃子(平嶋)が、リア充ライフを手に入れるため奮闘する姿を描いた。

 制服姿で登壇した平嶋は、客席からの喝さいを浴び「初日からたくさんの方に来ていただいて嬉しいです。感想をひとりずつ聞いてみたいですが、ちょっと怖い」と告白。自身のヒエラルキーを問われると「主演ということで、出演者のヒエラルキーでは頂点だと思う」と語り、「でも今までそこに来たことがなかったので、初めてセンターに立たせていただいて、嬉しいなと思っています」と初主演の感慨に浸った。

 またこの日は、平嶋の24歳の誕生日。バースデーケーキがサプライズの体で運び込まれたが、平嶋は「びっくりしました! 打ち合わせどおりの進行でケーキが出てきて!」と目を丸くした。そして森岡監督が「制服はまだ着られるか? いけるんじゃない? これが最後になるかもしれないけど」と評すと、平嶋は「まだいけますよ! 私は自信を持って制服を着ています」とドヤ顔を見せていた。

 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016で注目を集めた今作。森岡監督は、「ハダカの美奈子」などにも出演した平嶋に対し、「なっちゃんには映画で1回、底辺の少女をやってもらおうかなと。いじめてみようと思った。試練から抜けだして旅立つということを、ちょっとでも感じられたらいいかな」と明かす。続けて元「AKB48」研究生の冨手を見やり、「撮影中に麻妙が僕の横を通るたびに、『次は私が主演で』とささやいてきました」と冗談めかしながら暴露すると、冨手は必死に首を振って否定していた。

 そんな冨手は、苦笑しつつも「森岡さんはすごく怖いんですよ。現場に台本を持って行ったら殺されるような、厳しい監督。森岡組はテストがなく即本番なので、緊張感のある撮影で、最後の乱闘シーンも一発撮りです」と反撃し、客席を沸かせた。さらに森岡組初参加の岡山は、平嶋の胸をわし掴みするシーンがあるそうで、「台本を見た時からそこに緊張して、恐縮していました。本当にすみません!」とファンが座る客席に頭を下げていた。