ログハウスなお話 #積み上げる#丸太#ログハウス | 「瀬那イズム」自由気ままに生きてみよう

「瀬那イズム」自由気ままに生きてみよう

ログハウスプロデューサーが書くログハウスの話や
日常のあれこれを書いていきます。

【ログハウスなお話】基礎編

 

「ログって丸太を積み上げたあれでしょ?」
はいそうです。
でもね、バブル期に流行った丸太のログばかりじゃないんです。

ログって、丸太を積み上げる丸太組み構法というやり方なんだけど
あの木の皮を向いただけのごつごつしたド迫力のもの(ハンドカットログハウス)ばかりじゃありません。

 

1)ハンドカットログハウスの長所はとにかく迫力があって見栄えがします。
短所は昔ほどじゃないけどそのままだと気密性がイマイチ、でもやりようはあるのでご心配なく。

 

 

2)あと、すでに日本では30年くらいは経ってますが、マシンカットログハウスというものがあります。
まあ、機械(コンピューター)で四角や丸やD型にカットしたスマートなやつがあって主流がこれに代わってからもうだいぶ経ちます。
長所は気密性が良くスマートで街中でも良く似合います。
短所は薄い材を選ぶと安っぽく感じる(自分的感想)

 

3)さらにポストアンドビームという柱が丸太、壁は塗り壁や板張りという早い話がハンドカットログハウスと在来の家のハーフみたいなやつがあります。
これもなかなか人気があります。
長所は街中で建てるときには役所にあまりうるさいことを言われないという世渡り上手なところ。
短所は「あんなものログハウスと呼べるか」なんて言う輩に陰口をたたかれるくらいでしょうか。
自分も以前は同意見でしたが今は「それが好きな人が多いならそれはそれでいいじゃん、差別はいけないよ」って感じです。

 

 

どのタイプも一長一短ですが言い出せばきりがないですし、短所も上記のようにたいしたもんじゃなくかわいいものです。
いずれのタイプも木の性格と本質を知っていて施工管理さえちゃんとできれば超優秀なイケメンが出来上がります。

どのタイプも人気ですが自分的にはマシンカットの性能のいいやつが特にかわいいです(笑)
あ、どれを選んでも木の香りは何にも代えがたい魅力ですね。

 

 

※ほんとは写真や図解があればわかりやすいのですが時間がかかるので省略しました。ごめんなさい。