今週は、野球ファンとしては注目の「ドラフト会議」がありました。

 

 

結果は、創価大・田中正義投手に5球団、明大・柳裕也投手に2球団が重複指名し、それぞれソフトバンク、中日が交渉権を獲得しました。

田中投手には、1989年の野茂英雄投手以来の8球団の競合指名となるかが注目されましたが、結果的には、リスク回避した球団も多かったようですね。

 

 

異例だったのは、外れ1位。

田中投手と柳投手のくじを外したロッテ、DeNA、巨人、日本ハム、広島の全5球団が外れ1位で桜美林大・佐々木千隼投手を指名する事態となったのです。

 

 

私の予想では、ドラフト1位の最初の選択で「田中投手と佐々木投手」に重複指名は集中すると思っていました。

しかし、

◆田中か佐々木に最大の評価をした球団は、田中の指名を選択

(ソフトバンク、ロッテ、巨人、日本ハム、広島)

◆田中、佐々木を指名したいけどリスク回避で柳を選択

(中日、DeNA)

◆その他の球団は、田中、佐々木、柳はくじになる可能性が高いから単独指名狙いの作戦

という各球団の「1位指名戦術」だったのでしょう。

 

 

結果論ですが、「どうせくじになるなら超目玉の田中で行こう!」と決断した球団が土壇場で「やっぱり佐々木にしよう!」と裏をかいたら、佐々木投手は単独指名になったわけで、このあたりは、まさに読み合いですね~。

個人的には、先発投手陣の薄いわがロッテ(1974年からのロッテファンです)に球威のある佐々木投手が来てくれることになり楽しみです。

 

 

個人的に、高校生投手で注目していたのは、ビック4(今井、藤平、寺島、髙橋)と北海道江陵の古谷投手、東海大市原望洋の島投手、東邦の藤嶋投手でしたが、ビック4は、高橋投手(2位指名)以外は1位指名、古谷投手はソフトバンク2位指名、島投手は千葉ロッテ3位指名、藤嶋投手は中日5位指名と順当に指名されました。

藤嶋投手は、5位と評価が思ったより低かったので、プロの視点としては、投手というより野手で中軸バッターとして育てるのかもしれません。

 

 

もう一つ注目していたのが、「静岡学生リーグに所属する東海大学海洋学部の今村亮投手」でしたが、残念ながら指名されませんでした。

注目していたのは、

1)右肩が極端に下がり投げる瞬間に空を見上げるような独特のフォーム

(村田兆治投手のマサカリ投法と呼ぶ人もいますね)

2)ももクロの百田夏菜子さんと同い年のいとこ

という点です。

もちろん、最速148キロの球威も魅力的ですし、映像で見る限りコントロールも悪くないし、球質も重そうです。

http://draftrepo.blog47.fc2.com/blog-entry-2816.html

 

 

昔は「ドラフト外入団」がありましたが、いまは、ドラフトしか入団手段はありません。

プロ野球人となるのをまだ諦めず、社会人を経て、注目される存在になり、2年後のドラフトで選択されることを期待したいです。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ512号より)

 

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