自分を変える”気づき”の話

身近な出来事から「自分を変える気づき」のつながる話題を提供させていただきます。
「経営」、「ビジネス」など硬い話題から、「スポーツ」、「芸能」など柔らかい話題まで広範囲なテーマで書いて行きたいと思います。
よろしくお願い致します!

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急成長しているある会社の経営者が、雑誌のインタビュー記事で以下のようなことをおっしゃっていました。

(一部引用抜粋)

「史上最大の国家を築いたとされるモンゴル帝国では、一家のリーダーには末っ子を据えて、長男がリーダーを支える役割をしていました。

戦闘部隊も同様に、最も弱い者を隊長にしていたといいます。

強い者が上に立って自分基準で物事を進めると、部下にとってはきつい状況になる。

反対に弱いリーダーは弱者の気持ちに寄り添うことができ、部下となった強者はあり余った力で与えられた物事以上のことを自発的にやることができます。

その結果としてモンゴルの繁栄があるのだから、見習う価値はあるでしょう。

このモンゴルの風習を経営に応用したのが、まだ未熟な若手を管理職に登用するというもの。

入社半年の社員が、管理職になったこともあります。

この方式で管理職になった若手は多様な経験を積むことができ、大きく成長するんです。」

(引用ここまで)

 

 

史上最大とも言われる一大帝国を築きあげたモンゴル帝国の戦闘部隊が「最も弱いものを隊長にした」ことが事実なのか、私の調べた範囲では確認できませんが、確かに、チンギス・ハーンには、4人の息子(ジュチ、チャガタイ、オゴタイ、トゥルイ)がいましたが、4代目(モンケ)、5代目(フビライ)は、4番目の息子であるトゥルイの息子です。

 

 

また、モンゴルは、「遊牧民」ですから、日本のような農耕民族ではないので、「土地を相続する」ということはありません。

その代り、子供が大きくなって巣立つときに、馬や羊を親から分けてもらって独立していきます。

したがって、上の子からどんどん独立していき、最後に末っ子が残る。

つまり、親が死んだとき残った家畜の群を末っ子がそのまま相続するので、末っ子が家を継ぎ、独立していった兄たちが末っ子を支える体制になっているのだと思います。

 

 

話を戻しますが、この「モンゴル式組織体制」が面白いと思ったのは、

◇強い者が上に立って自分基準で物事を進めると、部下にとってはきつい状況になる

◇弱いリーダーは弱者の気持ちに寄り添うことができる

◇部下となった強者はあり余った力で与えられた物事以上のことを自発的にやることができる

という点です。

 

 

私のコンサルティング経験の中でも、似たような経験があります。

業務経験の浅い年下の管理職は、技術的なことは、技術力の極めて高い部下に相談して、部門目標を決めていました。

経験も豊富で、技術力も高い上司は、「俺はこうして成功した」「俺ができたんだからお前たちもできるだろ」と自分目線の捉え方をしがちです。

したがって、この「弱者をリーダーに据えた組織」は、目標に向かって部門一丸で取り組み、コミュニケーションもよく成功していました。

 

 

ただ、ポイントは、給与水準の決め方でしょう。

等級制度などにより、「部下であっても、実力の高いベテラン社員の給与が高い」という状況を作らないと、不満が出てきます。

 

 

話が少しそれますが、

「強い者が上に立って自分基準で物事を進めると、部下にとってはきつい状況になる」

の典型例は、上場廃止も噂されるぐらい現在、株価が大下落している老舗電機メーカーの粉飾まがいの決算を主導したといわれる「3悪人」のひとりの方です。

人づての話ですが、この方が役員になる前の課長職、部長職時代は、馬力のある管理職だったそうです。

バブル世代より上の世代は、体育会系気質が理解できますから、まだ、極めて高い目標を設定されそれが達成できなかったり、ミスをして上司に叱責されたとしても、「愛のムチ」と理解して、頑張ったり、自分の努力のプロセスを上司に相談して相互理解を深めることができました。

 

 

しかし、「叱られ慣れていない人」に、無茶な目標を押し付けるとどうなるか。

叱られ、叱責されるのが怖いから、相互理解を図る以前に数字を作ることになる。

この、粉飾まがいの老舗電機メーカーが実際どうだったのかわかりませんが、最終的には、インチキな数字作りを主導した経営陣の責任ですが、その背景には「強い者が上に立って自分基準で物事を進めると、部下にとってはきつい状況になる」という状況が、問題の遠因になっているような気がします。

 

 

「モンゴル式組織体制」の話に戻しますが、「強いものが上に立つ」が、組織論のセオリーと言われていますが、「弱者が上に立ち、強者が支える」という組織体制は、「未熟だった若手の頃にやり残したことが、いまならもっと上手にやれるし、それを弱者の上司に伝え、サポートし、組織を成長させていこう」という考え方も「発想を新たにした組織論」としてありな方法ではないかと思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ476号より)

 

 

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