自分を変える”気づき”の話

身近な出来事から「自分を変える気づき」のつながる話題を提供させていただきます。
「経営」、「ビジネス」など硬い話題から、「スポーツ」、「芸能」など柔らかい話題まで広範囲なテーマで書いて行きたいと思います。
よろしくお願い致します!

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現在放送中のNHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」の視聴率が好調だという。

前作の「あさが来た」も平均視聴率が20%を超えて相当高いといわれたが、とと姉ちゃんはあさが来たの数字も上回っているという。


朝ドラは、一時期、男性を主役にした時期もあったが、基本的には「女性主役の一代記」である。

ただ、昔の主人公は、女性初のパイロットだったり、宇宙飛行士だったり、老舗旅館を支える女将であったり、と要は「職業婦人」でる。


前作の「あさが来た」は、日本女子大設立と大同生命創業に関わった広岡浅子氏がモデルであり、今作の「とと姉ちゃん」は、生活総合雑誌「暮らしの手帖」の設立者である大橋鎭子氏がモデルになっているそうです。


ドラマは、史実をベースに創作されていますが、「女性起業家」のお話しなので、コンサルタントとしては、マネジメント的視点で考察すると面白い面も多々あります。


例えば、「とと姉ちゃん」で、ヒロインのとと姉ちゃんこと小橋常子(高畑充希)は、女学校卒業後、文具会社のタイピストとして入社します。

タイピスト部門のリーダーは、早乙女(真野恵里菜)から入社当時は、仕事を与えられず、正義感の強い常子は、営業部の資料整理の雑用を勝手に引き受けます。


それに対して、早乙女は、それでは女性は男性の雑用係としか見られないし、タイピストとしての誇りが失われると常子に注意し、総務課長に「他の部署の仕事を引き受けることの禁止」のお墨付きをもらいます。


常子は、困っている人の役に立ちたい、女性が男性に歩み寄ることで分かり合えるのではないか、と早乙女に仕事に対する反論します。

常子と早乙女が対立しているところに、総務部長があらわれ、常子のやった雑用の中身を評価し、これからも他の部署のお手伝いをするように、とお墨付きを与え、常子の仕事のやり方が、会社に評価され、タイピストとしても徐々に信頼を得て、早乙女からも仕事を任せられるようになる、というシーンがあります。


お話としては、「めでたしめでたし」です。

また、小学生や中学生が見ていれば、

「困っている人のお手伝いは進んでしましょう」

「丁寧な仕事をすれば、ちゃんとそれを見ていて評価される」

ということを学ぶでしょう。


しかし、一般の会社で、このシーンのように仕事をしたら、どうでしょう。

よっぽど「職務分掌がはっきり定まっていない全員野球で仕事をやる中小企業」でないかぎり、常子の行動が、間違っていて、評価されないことは必然でしょう。


新入社員で、仕事のスピード遅く、仕事を与えられないから引け目を感じて、多忙で猫の手も借りたいほど困っている他部署の社員から仕事を依頼されれば、「何かしなければ」と感じることは悪くないです。

しかし、直属の上司を無視(許諾を得ず)して、他部門の人から仕事を受けるのは責任権限的にも、組織統括上もおかしいです。

また、雑用を依頼した人からは全く評価されない仕事を勝手に引き受けることは、どう考えても、社会人としてまずいでしょうし、当時の社会情勢から「タイピスト」は通常の女子社員よりお給料が高い専門職という観点から、早乙女が言うように「タイピストとしての尊厳とプライドが傷つけられ、男性から軽んじられてしまう」という主張にも合点がいきます。


また、常子に雑用を依頼した営業部員の男性社員も、タイピストを管理する総務部部長や総務課長、あるいは、タイピストのリーダーである早乙女に「雑用を手伝ってもらう許可」をとってから、常子に仕事を依頼すべきことは明白です。


ちなみに、ドラマでは、常子が「困っている人を助けるのはあたり前」と思っていることについて、早乙女から注意され、悩んでいることを材木問屋の女将である祖母(大地真央)に相談すると「所詮この世は男と女しかいない、いがみ合って仕事してもよいことはない、歩み寄って仕事をすればいい」とアドバイスを受け、常子も従います。


材木問屋は、深川の老舗で繁盛していますが、そうはいっても家業。

仕事の進め方は「全員野球」なのでしょう。


上記は、ドラマのエピソードですが、時代背景が昭和初期で、職務分掌がはっきりしない「家業」と職務分掌が明確な欧米型の「企業」の違いを表現したシーンだと思います。

これから、物語が進むと、常子は、出版社を創業することになりますが、組織のマネジメントのやり方に変化があるか、注目してみていきたいと思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ494号より)


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