2013226日の午前(日本時間の午後)に、エジプト南部ルクソールで、外国人観光客20人と操縦士の合計21人が乗った熱気球が空中で爆発し、日本人4人を含む外国人観光客19人が死亡したという。

各メディアの情報を収集すると

◇旅行代理店JTBグランドツアー&サービスは、気球ツアーに参加していた東京在住の夫婦24人の死亡を確認したと発表した

◇エジプトのルクソール当局は26日に、すべての気球ツアーの停止を決めた

◇気球は上空約300メートルから降下中に、積んでいたガスボンベが爆発し墜落した

エジプト 人操縦士は気球から飛び降りて脱出、重傷を負い病院に運ばれた

という。

ただ、日本気球連盟によると、「ガスボンベ自体が通常の運航で爆発するリスクは殆どない」そうだから、ボンベからガスを供給するホースや接続部などに不具合があり、ガス漏れして引火したのであろう。

事故を起こした気球運営会社は、経営難に陥っていて、運航する気球は2台で、操縦士の給料も満足に支払われていなかったというから、気球の設備更新や点検管理に不十分な面があったのかもしれない。

それにしても、報道では、気球から真っ先に飛び降りたのは「エジプト人操縦士」だという。(操縦士は意識不明の重体との報道)

操縦士はベテランだったと報道されているが、気球が爆発炎上した際のオペレーションは想定・訓練されていたのであろうか。

本来なら乗客が助かるための最善の方法を最後まで尽くす必要があるはずなのに。

エジプト当局は、事故調査委員会を設置したというから、今回の事故原因の究明及び気球観光ツアー運航会社のマネジメント体制について、メスを入れるべきである。

話題は逸れるが、ソフトバンク携帯の人気CMで現在放映中の「白戸家シリーズ」は、「白戸家の家に風船が付き、空中に舞い上がり、カラスが風船をつついて、急降下し、学校の校庭に不時着する」という設定のCMだ。

このCMが「今回の気球事故を彷彿させから放映はしばらく見合わせた方がいい」という視聴者や広告代理店、ソフトバンク内部の声がそのうち、上がるのではないかと思う。



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