もっとも誠実に対応したのは生活福祉課だった。高橋由紀課長(右端)によれば、12月29日の宮下公園炊き出し排除は、事前にいっさい相談がなかったという。同日午後11時に土木清掃部の課長から電話があり、福祉的対応が可能かどうか相談があったという。たが、区が用意した緊急宿泊施設は門限11時で使用できない状態にあり、何も対策をとることができなかった。また用意した宿泊施設はわずか1床であることもわかった。