ピンクの焼豚(レア焼豚)の作り方 | 僕☆ロード麺!   

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「ロードバイク」と「自作ラーメン」の記録。

ラーメン屋でよく見かける、ピンクの焼豚が作りたくなった。いわゆる「レア焼豚」というやつだ。ネットでいろいろと調査、試行錯誤の末レシピが完成したので書いておこうと思う。炊飯器を使って低温で調理する。自作ラーメンに使えばちょっとランクがUPしたように錯覚すること間違いなし!

【材料】


・豚肉 500g (肩ロースブロック)

・ねぎ 1/3本
・ニンニク 1かけ(
・生姜 適当(チューブでもよい)
・醤油 150mm
・みりん100mm
・酒  100mm
・ざらめ 適量
・はちみつ適量

①肉は冷蔵庫から出し常温にもどしておく。塩コショウをすりこむ。


②フライパンに肉を乗せ、全面しっかり焼き色をつける


③ジップロック(冷凍用・中)に肉を入れ洗い桶に水を張り、それをうまくつかってできるだけ真空状態までもっていき、閉じる。

※ストローで吸って仕上げると完璧
※肉の方向はジップロックの底面にできるだけきっちり接するように入れるのがポイント
※この作業をきちんとやっておかないと加熱中に封が空いたり、火の入りが甘くなる。

④炊飯器に肉を入れ、沸騰したお湯を入れてふたをする。お湯はあふれそうなほどギリギリまで入れる。このとき、ふたと炊飯器のボディーでジップロックの開口部をしっかり挟み込んでおくと、湯が誤入するのを防げて良い。
※写真は湯の量が少ない…もっとギリギリまで入れた方がよい。でないと全体にまんべんなく火が入らず湯から出てしまった上の方の部位が激レア肉になってしまう。


⑤「保温」ボタンを押す※間違っても「炊飯」を押してはいけない

⑥1時間半放置。

⑦その間にタレを作成。上記の豚肉と醤油以外の材料をすべて鍋に入れてひと煮立ちさせ、アルコールをとばす。弱火にして最後に醤油を入れ、2~3分火を入れたらタレ完成。
※醤油は沸騰させると苦くなるので注意!

⑧肉を炊飯器から取り出す。肉からしっかりと水分(ドリップ?肉汁?)が出ていたら火がきちんと入っている。袋にそのままタレを入れる。

⑨ある程度真空にしてふたをする。

⑩冷蔵庫に入れて放置。何時間置くかはお好みだが僕のレシピのタレはわりと薄味なので2晩くらい放置して、しっかり味をつけたほうが評判が良い気がする。

⑪袋から取り出し完成!

切るとこんな感じ。

初めは「うわっ。豚肉なのに赤くて大丈夫?」と嫁が騒いでいたが、これで腹を壊したことは一度もない。そもそもハムやベーコンと同じで実はこれでもちゃんと火は入っているのだ。(ただ赤黒い場合はほんとに火が入っていないのでやめたほうがよい)

ローストビーフのようなしっとりとした食感で、一度これを食べるとその辺のスーパーの焼豚は食べる気がしなくなった。

この写真の焼き豚はやれていないが、焼く前にたっぷり黒こしょうを刷りこんでおくと人気ラーメン店風になる。自作ラーメンにのせるとこんな感じ。


ラーメンだけじゃなくパンにはさんで食べてもおいしのでオススメ。