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現在地の確認 甘肃省兰州(gansu sheng lanzhou)甘粛省蘭州 

今回タグ編集で地図がうまく埋め込めません、アメブロ何かやってる最中みたいです、仕方ないのでリンク貼りました、地図はこちら → 

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---- 大家~、開始了!------

1987.3月中旬  甘粛省蘭州(兰州 lan zhou)-青海省西寧(西宁 xi ning) 第一日目


あらかたざっと蘭州観光も終わり、そろそろ次の目的地・西寧に移動することとしました、ここで、青海省西寧についてちょっと。青蔵高原東北部に位置し、標高約2300m。黄河・長江・メコン河の水源地帯となっており、省東北部に中国最大の内陸塩湖・青海湖がある。西北部には乾燥したツァイダム盆地が広がる。

大陸性高原気候で一日の温度差が激しく、降水量は少ない。北部から東部にかけて甘粛省、南東部は四川省、南部から西部にかけてチベット自治区、西北部は新疆ウイグル自治区と接する。チベット人・モンゴル人が多く居住している。 ウィキペディアより一部抜粋

さっそく駅へ切符の手配にいきました、外国人窓口もなかったけどすんなり翌日の硬座(有座)の切符も入手。翌日の切符が買えるなんてかなり空いてる印象です。翌日早朝にホテルをチェックアウトし、公共汽車に乗って駅へ移動。

朝出発の一日がかりの旅程。乗り遅れないように早めに駅に行って待合室に...。ところが....切符を買う窓口にいた時は想像もつかない光景が....。それまで散々鉄路移動してきたんで、慣れてるはずなんだけど、やっぱりベックリよんヽ((◎д◎ ))ゝ。

広い待合室には、じみーな紺やグレイの人民服・人民帽を身につけた男女人民が....赤白青のストライプ模様の入ったレジャーシート素材の特大簡易バッグに押し込んだ、アレまるでふとん入れみたいよ。そのでかいサイズの荷物いくつもと共に行列をなしていた~、圧巻!

人口が世界一だから、全地球人口の4人に1人は中国人だから、駅ってどこも混雑の極みで、それは見慣れた光景であるんだけど、行商人のオンパレード状態に目がこんなんですわ(☆。☆)、おまけにどこよりも身なりがとてもみすぼらしく、どろどろに汚れているんですよねー。地域的に内陸部で自然環境が厳しく、貧しくて水も少ない地域だから洗濯どころじゃナインでしょう。

で、わたしも列に並び待ってると、列車の時間が近づきどんどん人がやってきました!アイヤ!隣の人と接するたびにわたしの服まで泥がついて汚れるんですけど~(汗。すると....それを待ってたかのように、颯爽と登場したのがこ○き様~、それも子連れの母子だとか、その子供が怪我してたり、何人も現れました。

普通のこ○き様には一般人民結構冷たい、「はたらけ!怠け者め」と言う感じ。しかし、異彩を放つ一人がいた!稼ぎまくってましたねー、その人。よく見てると、皆必ずお金を施してる、あれまぁ、投げつけてる...これやるからあっちいけー!とばかりに。

近づいてきたその容貌は...その身体状況は...凄かった!筆舌に尽くしがたいので省略。それまでずいぶん見てきた中で紛れもなくナンバー1!そりゃ、稼ぐでしょうー、あまりの様子に皆正視できず、お金投げつけて追っ払ってたんですよね。

一稼ぎした後、悠々と立ち去ったその人を見送ると、ほどなく列が動き出し、ホームへ移動。中国のホームは地面と同じ高さ、列車のステップを登って乗車します、ここでも大荷物の一団の動きに目が点!

一人がまるでサルのようにサササッと素早く乗り込み、席の窓を開けるや否や、外にいた仲間が布団袋大の大荷物を次から次へと何個も、窓から中の仲間へ渡して、あっという間に荷物を全部入れちゃった!目にも止まらぬ早業でぼーぜんとしました、ついでに窓から乗り込んでたし~(@_@)。

わたしも乗り込み無事着席すると、そんなに混雑してなくて、ちらほら空いてる席もあるんですよ、なぜにあないに慌てるのかねぇ。そして荷物代として料金徴収はしてないのだろうなー、素早くしないと人のスペースがなくなるので早い者勝ちということですかねぇ。

列車が動きだしぼんやり車窓を眺めていると、駅の端の方での光景にまたまた目が釘づけ( °д°)。貨物で運ばれてきた日干し煉瓦が線路脇に山と積んであり、そこで作業する若者数人がせっせと運んでいる、見てると少年Aが少年Bに、煉瓦を手に持って放り投げてる...受け手の方はそれを3回に1回は落としてました...そんで落としてへらへら笑ってました...ありゃ、きっと怒られてクビだね、いや、そうじゃないかも...??

そこを通り過ぎると、次は石炭コーナー、黙々と作業する数人がいた...ふと目があったその顔は...石炭の粉末?で真っ黒!まるであんたらシャネルズか?と問いかけたくなったほど、ぷぷぷ、可笑しくて笑っちゃいましたよー、その人も笑っててやたら目と歯だけが真っ白で(笑。あんなに真っ黒の顔した人今まで見たことないですー(大笑

楽しい楽しい光景を見ながら、列車内の人民と筆談したり、カメラ持ってるのを見つけると自分を撮ってくれーとおねだりされたり、夕方近くになって西寧に近づくと外の景色がだんだん変わってきました...つまり雪景色が現れたり、川が凍りついてるんですよね。

3月の蘭州も寒かったけど、どうも青海省はもっと寒いらしいのが伺えました。何とか無事に夕暮れ前に到着、また公共汽車に乗って外国人用の一軒宿西寧賓館に向かいました。何かここ荒涼としててとっても寒いんですよね、ホテルはみかけは立派な建物で中に入ると暖房がばっちりきいていて快適そうな大部屋にチェックイン。  

しばらくここに滞在してお寺巡りの予定です。つづく


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