このお城がこんな山の上に建っているとは思いませんでした。


普通に歩いて40分。早足で30分。しかも上り坂です。

添乗員さんが寒いと言っていたので、ヒートテックから起毛タイツ、タートルネックのセーター、スキー用フリース、ダウンジャケット、カシミアのマフラー、ジーンズにロングブーツという格好です。

体力も免疫力も無い私は、次々と後ろから来る人に追い抜かれていきます。


モコモコと着ぶくれしているので汗が出てきました。

胸が苦しくなって死にそうです。


ツアーメンバーでビリになりました。


添乗員さんがイヤホン付の送信機で話しています。

「皆さんあれがノイシュバンシュタイン城の入り口です。さあ行きましょう。」

え~~~?まだ歩いている人がいるのですが。


幽霊さんとの涙と微笑みの生活


息をハアハアさせて入り口にたどり着きました。

皆さんは平気な顔です。



幽霊さんとの涙と微笑みの生活


お顔は疲れのためお見せできないので後姿だけ。

ピースをする手が震えています。

幽霊さんとの涙と微笑みの生活


残念ながら内部の撮影はできませんでした。


パンフレットから。


幽霊さんとの涙と微笑みの生活



ルートヴィヒ2世が贅を尽くして建てたお城です。

玉座の間では王様がいたような・・・。

気のせいでしょうか。



さあ帰りましょう。

やっと上ってきた坂道を今度は下ります。

幽霊さんとの涙と微笑みの生活



幽霊さんとの涙と微笑みの生活


上から誰かが私を見つめています。


思わず手を振りました。