日本一のものがあるんです。
そう案内してもらったのは興禅寺のお庭。

日本一広い石庭、とのこと。
しかもこの興禅寺、木曽義仲のお墓がある
歴史あるお寺でした。

本当は春はしだれ桜が咲き、初夏の新緑の季節、
秋の紅葉の季節と楽しめるのですが冬は
ちょっと寂しいのは事実。

でもそんな冬景色も素敵でした。
寒々としていて、それがまた芸術味あふれるというか。
なんだかお庭を見ていて心洗われるような感覚になりました。

*看雲庭(石庭)

枯山水のお庭。これが日本一の広さを誇るという。

重森三玲氏による作庭。
枯山水のこと、ぜんぜんわかりませんが
それでもお庭を眺めてすがすがしい
心が落ち着く時間でした。

*万松庭

斜面を利用した庭園で枯山水とはまた
違った美しさを感じます。


*須弥山の庭

佛教でいう中心にたつ高山のことを
須弥山と言うんだそうです。
平成11年に作庭したという、わりと
新しいものです。

*昇龍の庭

下流から勢い良く上流へ昇った鯉は
そのまま龍と化して昇天するという
言い伝えを表現しているとか。
親子三体の龍の昇天する上流と、
鯉がこれから龍になろうとしている下流を
表現していると言われて見てみると
石それぞれが勢い良く感じてくるから
不思議なものです。

この他にも玄関の天井絵や、宝物殿など
歴史を肌で感じられる興禅寺でした。


以上で木曽ブロガーツアーの各行程紹介はおしまい。
でも、あと1回お付き合いください!!
次回はダイジェストとともに、追加で見て欲しい景色や
見どころを紹介します。