新潟の食とお酒が恋しい、新潟出身のまちむすめです。

そうはいっても新潟は横に長い。
私は下越出身。
中越、上越のことは実は知らないことが多い。
今回は上越のお店「上越やすだ」へ友達と行ってきました。

店内に入ると、日本酒がずらり。
あっ♪私の好きな〆張鶴 純がある!
この日本酒ラインナップ、素晴らしい。

お店に入った瞬間、日本酒好きならワクワクするはず。
定番モノから季節限定モノまで魅力的なものがそろっている。
日本酒で人気なものや、おいしいとよく聞くもの、季節限定もの
などここまで厳選されたお酒が置いてあるのは、
東京ではあまり見たことがない。

料理は文月コース(6000円)をお願いしました。
☆前菜

黒バイ貝は新潟ならでは。
新潟ではどこに行ってもバイ貝がでてくる印象。
佐渡のもずくがおいしかった!
私の中で、もずくといえば佐渡。
コリっとした弾力感が大好き。
今や佐渡のもずくは「高級品」とも言われる
位置にあるように思います。

これら前菜と合わせたお酒は「あわっしゅ
という発泡日本酒。(越の誉・原酒造)
しゅわっと爽やか。しつこくない甘みが飲みやすい。

☆お刺身

コチや赤イカは歯ごたえがある。
これに合わせたお酒は夏限定「春日山天と地」。(武蔵野酒造)
限定ものはつい試したくなります( ´艸`)
このお酒、すっきりしながらも香りの広がりを味わえる。
お刺身と良く合います。

☆鮎の塩焼き
大きくてふっくら。
焼き加減の絶妙さ、素晴らしい。
ここまでの数品で「丁寧なお仕事するな」と感じました。

☆くじら汁

食べたことなかった!はじめてのくじら汁。
野菜もたっぷり。ほっこり体の温まる一品。

☆モロコシ真丈
トウモロコシの粒をたっぷり感じられます。
以前からトウモロコシの天ぷらを好んで食べて
いるので想像していたとおりおいしい。
これもお酒と良く合います。

モロコシ真丈と合わせたお酒は鶴齢の梅酒
鶴齢は日本酒なら良く飲みますが梅酒もあるのね!
思っていたより甘さ控えめ。
食事の味を邪魔しない品のある梅酒でした。

☆海藻つなぎのお蕎麦
つるんとした喉ごしの良さが〆にぴったり。
コシのある噛みごたえも海藻つなぎならではだと思う。

ところで日本酒。
品揃えが多いと何を飲んだらいいか迷うことがあります。
メニューを見ると「こんな料理におすすめ」と
カテゴリー分けされていた。これは参考になる!
もし何を飲むか迷ったら、店員さんに聞くのもいいが
メニューのコメントを参考にするのも良いかもしれない。

☆デザート
越後姫(=苺)のアイス。キューブ状で食べやすい。
越後姫というと私は失礼ながら「味がうすい苺」という印象を
持っていたがアイスにするとおいしさ倍増!!
計算されたお料理の数々、最後まで楽しめました。

このデザートに合わせたお酒は(←最後まで飲むね~(^^)/)
小山酒造 大吟醸古酒15年
古酒といえどもしつこくない味わい。
甘みもあって深みもある。
ほんの少し味わうのがちょうど良い。
アイスとの相性もぴったりでした。

料理は繊細で見た目も美しく、味も好み。
お酒の種類、内容には個性が感じられ
このお店だからこそ体験できるおいしさがある。
接待にも向いているお店だと思いますよ♪
(よく職場で接待の予定あるんだけど、どこがおすすめ?
と聞かれるので今度はこのお店を紹介したい!)

上越やすだ割烹・小料理 / 恵比寿駅代官山駅中目黒駅
夜総合点★★★☆☆ 3.9