ガラスびん工場見学レポート③です。

第一硝子株式会社さんにお邪魔しました。
(ドラマ、ガリレオにも登場した工場です!)

突然ですが・・・ガラスびんの底、見たことありますか?
私は以前ガラスびんの工場見学に行くまで
全く意識したことがありませんでした。
もし底に菱形のマークがあったら。
それは第一硝子のガラスびん!

底を見るとどこの会社の何工場かわかるように
なっています。
これを知ってからびんの底を見るのがクセになりました。

今回の第一硝子さんの工場見学は、夏休みの自由研究
などの題材としても人気で、これからの季節
親子の工場見学の申込みも多いらしい。

(見学すると、帰りに↑こんな調味料のお土産が!
私も頂きました♪)
そんな人気の工場見学では、ガラスびんができるまでの
流れを説明してもらいつつ、工程を順番に見せてもらいました。

朝だよーガラス原料の調合、溶解
→硅砂、ソーダ灰、石灰石、カレットを調合し、溶解炉へ。
1200℃から1500℃ぐらいの高熱で溶解。
これらの作業はカメラやデータで24時間管理。

朝だよー成形
→溶けたガラスをカットし、型に入れてびんの形をつくります。
このときはまだ灼熱な温度のガラスびん。
近くにいるだけですごく暑い。

この形ができる瞬間、一瞬一瞬がなぜか私は
見ていて萌えるH7
どんな形?何が入るの?とワクワク。

ちなみに溶けたガラスびんの形を作る金型は↓こういうもの。


朝だよー徐冷
→急に冷やしたら割れるので、少しずーつ
常温になるまで冷やしていきます。

少しびんとびんが触れ、高いガラスのぶつかる
音が涼しげでここも好きな過程。

朝だよー検査
→自動検査、目視検査、両方で品質チェック。
女性の検査力、本当にすごいらしいです。

第一硝子さんも、やはり検査しているのは
女性ばかりでした。

こうしてめでたく梱包、出荷というわけです。

日々当たり前のように身近にあるもの。
それがどうやってつくられているのか無性に
知りたくなることがあります。
ガラスびんも奥が深く、大好きな身近にあるものの一つ。
近年びん離れを懸念する声もちらほら聞こえます。
でも、本当にそうなの?と私は思う。
おいしいものや、品質に気を使うものほどガラスびんに
入っていることが多いし、それを知ってガラスびん製品を
意識的に愛用している人も多い気がするのです。

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これにてガラスびん工場見学のお話しはおしまい。
また様々なガラスびんに関するレポートや情報発信を
たくさんしていきますのでごひいきにはにわ

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