ハンガリーのポテチ税の話は記憶に新しいと思う。
実は日本にも同じ様な「健康日本21」という計画がある。
2015年までにメタボリック患者を25%減らすという話である。
「特定検診・特定保健指導」の流れはここから始まっている。
ここで栄養士の活動が重要になってくるのではないだろうか。
メタボリック患者の増大は後の糖尿病への発展を意味している。
俗にいう生活習慣病は病と書いているが、多くの場合は自己管理の欠如であるともいえる。
近年の欧米化した食事やファーストフードの普及、そして運動機会の減少、幼少者の糖尿病も珍しくない。
患者が増えるとその後どうなるかはもうすでに見えている。
ここでも医療費の増大である。
早めに手を打つことが大事だとわかっているが、そもそも「健康日本21」など聞いたことがない。
国が思っていることが、本当に現場に伝わっているのだろうか。
そして、国民に伝わっているのだろうか。
スイッチOTC化も進まない。
どこが明確に進めなくてはいけないかをきちんと決めなくてはいけないのではないか。
現在薬局で栄養士を採用し、栄養指導に取り組んでいる所も少なくはない。
しかしながら、薬局からの居宅療養管理指導は認めている県と認めない県がある。
話はそれるが、先日片山さつき議員がTVで生活保護うんぬんについて、不正受給の疑惑がある以上は徹底的に叩くと言った様なことを行っていた。
しかしながら、多くの問題の根底はケースワーカーが足りないこと。
各地域の福祉事務所の基準があいまいなこと。
この2点である。
国が施策を作るのは、いいことだと思うが、いかんせん後処理をしてくれない。
なにかあるとそこに便乗する輩が出てくる。
今回の施策はどうなるのだろうか。
最終的には、薬剤師、栄養士にしわ寄せがくるってことになりそうだが・・・
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