先日、このデカい箱がうちに届きました。
(ホントに入るかはわかりません)
中身は日本の実家からの支援物資
日持ちする食品とか、子どもたちのおもちゃとかが入ってました
この箱、おそらくフィリピンに住んでる日本人で知らない人はいない!と思われるBalikbayanbox (バリックバヤンボックス)というサービス
フィリピンにすでにいらっしゃる方には当然すぎる話ですが。
一応このブログは、これからマニラに来る予定の駐在妻さんに少しでもお役に立てば...と思って書いているブログなので、これを紹介しない訳にはいきません
バリックバヤンボックスは、トランステックという会社が提供している日本→フィリピンの荷物輸送サービス。
送る箱の大きさ・送り先の地域によって金額が決まっている。
上の写真は一番大きなスーパーバリューボックス。
東京からメトロマニラなら、スーパーバリューボックスひとつで11000円(送料など全て込み)。
日本から荷物を送るには、
①ホームページから箱を発注
②ホームページから集荷を依頼
③集荷までに料金をコンビニなどで支払う
④集荷までに荷作り&パッキングリスト記入
⑤集荷時は福山通運さんを手伝う
という作業が必要です。
詳しくは上記のサイトご覧ください。
このサービスの特徴&利用するうえでの注意点は...
①ドアツードア
日本での集荷およびフィリピンでの宅配、どちらもちゃんと個人宅まで来てくれる。
日本での集荷は福山通運、フィリピンでの宅配はLBCという会社がやってます。
《集荷》
ホームページから日時指定して申し込み。
あまり細かい時間指定はできなかったはず。
集荷に来る方は1人なので、箱の重さ・大きさによってはこちらが手伝ってあげないといけません。
コレけっこう大変。
男手の確保をオススメします。
《宅配》
ちゃんと家まで届けてくれます。
届く日は荷物の識別ナンバーで確認できますが...。
確認して明日来る、と言われても来なかったこと多数。
また、コンドによってはあまりに大きな荷物の場合、事前申請が必要なこともある。
②日本➡︎フィリピンの一方通行
フィリピン➡︎日本というサービスはない。
あったら意外と使う日本人いそうだけどな。
Balik はタガログ語で「戻る」、bayan は「国」「祖国」などという意味らしい。
つまり、フィリピンから外国に出て出稼ぎしてる人たちが母国に物資を送るためのサービスだと聞いたことがあります。
だから逆はない、らしい。
ホントかどうかはわかりません
③重量制限あり
日本での業者が福山通運に変わって、一箱の重量制限が50kgから80kgに上がりました。
少なくとも私が日本にいた4カ月前はそうなってました。
箱がかなりデカいので、本とか重いもの入れちゃうと、意外と重量制限オーバーになることも。
④けっこう時間かかる
バリックバヤンボックスは船便です。
だからけっこう届くまでに時間がかかる。
ホームページには、メトロマニラなら2〜3週間で届くとあるのですが...。
私がこれまで利用したなかで、3週間以内に届いたことありません...。
だいたい集荷日から4週間プラスアルファ、ってとこでしょうか。
年末年始挟んだときは5週間くらいかかってました。
⑤お米は送れない
いろいろ送れないものはあるのですが(上記サイト参照)、私としては一番残念なのがお米が送れないこと
実家が米農家なので、実家でとれた米を是非送って欲しいところなのですが...。
検疫とかの問題でダメなんだと思います。
これはホント残念。
というようなサービスです。
きっとフィリピン駐在妻なら誰でも一度は利用してる(実家とかから支援物資もらってる)のではないでしょうか
事前に実家に欲しいものリストをメールで送りつけ、遠隔操作で日本の素敵な物資を詰め込み、集荷された日から数えて3週間くらいするとソワソワし始め...
ついに箱が届いて開けたときの、このワクワク感
私も妹ちゃんの離乳食(フリーズドライ・レトルト)とか、日本じゃないと手に入れられないものをいっぱい送ってもらってます。
ひとつ注意点は、上記にもあるように届くまでに1カ月くらいかかること。
欲しいと思って実家にお願いしたときから、実際届くまでのこの1カ月で、たまに状況が変化してさほど必要でなくなってたり。
逆に1カ月前は必要感じてなかったけど、今から思えば入れておいて貰えばよかった...と後悔したり。
コレけっこう難しい
特に子供(乳児はなおさら)の服・おもちゃ・紙おむつなど、サイズや興味が変化するもの。
これらの1カ月後を予測するのは至難の技
バリックバヤンボックスは予知能力が必要です。
ほんとタイムマシンがほしい
あ、タイムマシンあればバリックバヤンボックス自体必要ないか...