もう4カ月近く前になるのに、いまだに軽く後悔していることがあります。
あれは日本からマニラに引っ越してきた、まさに当日。
羽田空港から飛行機に乗って約5時間
マニラの空港に降り立ったそのとき。
エルゴで抱っこしている妹ちゃん(当時3ヶ月)から、何やら芳しい香りが...
そう、大きな方をしてたのです
なぜか飛行機に乗ると大きな方をしたくなるらしい我が子たち。
まぁ出るものはしょうがない。
慣れない外国の空港のトイレへ妹ちゃんのオムツ替えに走りました。
が。
おむつ替えの台はあったけど、狭くて赤ちゃん抑えるベルトもない
そしてこんなときに限って、けっこうな量がおむつの中に出てる
荷物置いておける台なんてあるわけもない...
困ったなぁと思いながら、なんとか妹ちゃんを片手で抑え、おむつを替えようとしていると。
スッと空港のスタッフらしき女性が横に来て、汚れたおむつを持っていって捨ててくれたのです。
そのあとも妹ちゃん抑えててくれたり、替え終わるまで助けてくれました。
ホントにホントに助かった
フィリピンの人、超優しい
ものすごく感動した私。
何度もお礼(thank you しか言えない)を言ってその場を離れたのでした。
と、ここで海外経験がある程度ある方ならお気づきでしょうか。
私が何を後悔しているか。
そう、私はこの一連の中で忘れたのです。
というか、気づかなかったのです。
手伝ってくれた女性スタッフに、チップを渡すことを。
長男妊娠して以降、海外旅行すらできてなかったから、日本を出たこと自体が数年ぶりだった私。
あとで旦那に「おむつ替え手伝ってもらったんだよ〜」って話をして、旦那から指摘されるまで全く気づきませんでした。
フィリピンはチップの習慣がある国だった...
事前に予習してわかってたはずだったのに、すっかり忘れてた
まぁ、あのときは入国した瞬間だったからペソどころかドルも持ってなかったので、気づいたとしても渡しようがなかったのですが。
空港のスタッフも、いろんな国の人と接してるでしょうからチップ渡されないのにも慣れてるかもしれないけど。
でも、あのときはホントに助けてもらって助かっただけに、チップ渡してあげれば良かったなぁと未だにたまに思い出すのでした。
で、マニラ生活4ヶ月近くになりました。
いまの生活でチップを渡す場面は...
①飲料水の配達人
➡︎いつも飲料水代が120ペソなので、150ペソ渡してお釣りをチップにしてる。
②バリックバヤンボックスの配達人
➡︎箱数に応じて20〜50ペソくらい。
かなり重くて大きい箱なので、もっと渡すべきなのか??といつも金額に迷う
※Balik bayan box
フィリピン駐在の日本人なら知らない人はいない!
日本➡︎フィリピンへ荷物が送れるサービス。
超デカい箱が船便で届く。届くまで約1ヶ月はかかる。
ちなみに日本➡︎フィリピンの一方通行で、逆のサービスはない。
③カフェ・レストラン
➡︎サービス料込なら基本チップ置いてかない。
長男の食べこぼしとか酷いときは、汚し方に応じて20〜50ペソくらい。
こんな感じ。
コレで大丈夫なのか...イマイチ自信ないままです。
うーん、まだチップ文化には全く慣れていないのが正直なところ。
いつ、いくら渡せばいいのかがやっぱりよくわからない。
本とかインターネットとかで情報探すと、あとは他に、
◆タクシー
➡︎メーター料金の5〜10%
◆ホテルのポーター・ベッドメーキング
➡︎荷物1つにつき10ペソ。
ベッドメーキングは20ペソ
◆マッサージ・ネイル
➡︎20〜50ペソ
◆デリバリー(ピザとか。スーパーマーケットのデリバリーも)
➡︎10〜20ペソ
とか渡すとか書いてあったりします。
が、それも本・サイトによって、渡すべきかどうかで意見違ってたり、金額に幅があったり。
うーんやっぱりよくわからない、フィリピンのチップ事情
まぁ正解はないのかもしれません。
あ、ひとつだけ最近気をつけるようになったこと。
財布の中の20ペソ札&50ペソ札はできるだけ切らさないようにする
チップとして1番使う機会の多い紙幣
しかし、日本はチップ習慣がなくて楽だったなぁ...
全て明朗会計で考えなくて済んでたなぁ。
慣れれば大した話じゃないんでしょうけど。
慣れてない私には、チップ渡したら渡したで金額大丈夫だったか気になり、渡さなかったらそれはそれで後悔したり...
チップはホントに悩ましい存在です