お茶畑の近くでコーヒーの樹を見かけたことから、台湾咖啡を飲みに「蜂大咖啡」へ行ってみる | 茉莉工作室  atelier mari ~アトリエ茉莉~|川崎駅5分の台湾茶・中国茶教室

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台湾陸羽茶藝中心「泡茶師」の茉莉(マリ)です。

台湾茶・中国茶教室の「アトリエ茉莉(マリ)」です。


阿里山のお茶畑の近くになぜコーヒーの樹が?


そもそもコーヒーと台湾が結びつかないので。


旅の話の途中ではありますが

ちょっとTea Break


昔懐かしい喫茶店と呼ぶに相応しいお店がたくさんあるし

皆(男性同士でも)おしゃべりが好きだし

コーヒー一杯でずっ~と居てもお店の人に何も言われないし

当然のようにお茶もコーヒーも飲んではいるのだけれど・・・



台湾におけるコーヒーの歴史をみてみると

ざっくりとですが・・・


17世紀、台湾に持ち込まれたコーヒーの苗ですが

亜熱帯気候の台湾は栽培に適しており

日本統治時代には

各地にコーヒー豆加工工場が造られ

日本に向けて出荷されていたそうな。



戦後、衰退したものの

近年のコーヒーブームにより

阿里山のある嘉義縣の隣の雲林縣古坑一帯

栽培が復活したそうな。



古坑のコーヒー

かつて、「昭和天皇献上品」だったそう。



そもそもコーヒー栽培は北緯20~30度が最適で

古坑は北緯23,5度。


お茶と同じく、水はけの良い土地と陽光が欠かせない。




そんな貴重で歴史ある台湾咖啡と聞いたら

飲んでみないわけにはいきませんよね。



ここに行けばきっとある・・と行った先は

MRT西門站近くの歴史ある「蜂大咖啡」(北京語でコーヒーの漢字は口偏になります)


茉莉工作室 in Taiwan

ありました。

でも私、以前にも数回ここに来て他の咖啡を飲んでいるんですが

台湾咖啡は目に入りませんでした。


何事も意識して向き合わないと、見えてこないものなのですね。


茉莉工作室 in Taiwan


茉莉工作室 in Taiwan


折角なので、チーズケーキも。

コーヒーカップはお店のオリジナルです。


フロアーの上の方を見上げると

昔のコーヒー農園の様子なのでしょうか・・・

働く人が表現されたコパーがぐるっと壁を囲んでいます。


茉莉工作室 in Taiwan



コーヒーはサラッとした軽い口あたりで飲みやすく

でも飲んだ後に、程よい苦味と酸味がぐっときます。


苦味と酸味に偏りが無い感じ。

何も入れなくておいしいです。


こういう時、コーヒーの表現ってどういうものなのでしょう。


お茶でいう

圓滑、爽口 というところでしょうか。


帰る時にコーヒー豆を買おうとしましたが

これだけ予約制だとかで、「明日ね~」ということでした。

茉莉工作室 in Taiwan




台湾にいらした際にコーヒーを飲む機会がありましたら

歴史に思いを馳せながら、ぜひ台湾咖啡を飲んでみてくださいね。




蜂大咖啡 ・・・ 台北市成都路42號






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