日々いろいろな場面で、日本と台湾との深い繋がりを感じる台湾での生活。
ここ青田街辺りを歩いていると
こんな苔むした瓦屋根の日本式家屋を良く見かけます。
そんな一角にある「青田七六」は住所をそのまま店名にしています。
ふらっと立ち寄ろうとすると、いつも予約で一杯。
気が向いた時に行きたいのに、週末はもちろん平日も予約必須ですね。
ピカピカに磨かれた廊下や木の天井がなんとも懐かしい雰囲気
昭和の香りがぷんぷんです
この辺り、かつての台北帝国大学(現在の国立台湾大学)の教職員の住まいが多く
この「青田七六」も
1931年、北海道帝国大学出身の足立仁教授の邸宅として建てられ
1945年、地質学者の馬廷英教授の家族の住むところとなり
その後、政府の管理下におかれ、今回リニューアルされたそう。
日本式といっても、出窓があったり
天井部分にはモールディングが施されていたりと
和洋折衷の造りになっていますよ。
上の写真の左側の棚のようなところには
神棚が飾られていたそうです。
この部屋にあるアップライトピアノの上には
家族の写真が飾られていました
「和風ビーフシチュー定食」ということでしたが
牛肉、大根と糸こんにゃくの煮物でした。。。
(360元+10%サービス料)
黒糖ゼリーがデザートにつきます。
やっぱりお茶だけにしておけばよかったかな・・・
奥の部屋は和室になってます。
こちら茶芸館でもないし、レストラン?・・やっぱりカフェレストランになるのだろうか・・
皆さん、席に着くなり家の中の探索開始~写真撮影~
ということは、”日本式家屋の展示館”と言った方がいいような・・・
外には、地質学を研究していた馬教授にちなみ
台湾の石の標本がずらり・・
改めて台湾との結びつきを考えさせられた空間でした。
そうそう、建物内には靴を脱いで上がります。
室内の床板を痛めないために、靴下を必ず履いてくださいとのことですよ。
サンダルの方、忘れずに~。
靴下は10元で買うことも出来ます。
読んでいただきありがとうございます