住宅ローンの組み方で幸せも不幸も決まる | どうしたら僕たちはヒルズの住人になれるのだろうか?

住宅ローンの組み方で幸せも不幸も決まる

住宅ローンのリスクと、
返せなくなったときにどんな解決策があるのか?
という内容のDVDを作るので,
コンテンツをまとめて
収録したいという話があり、依頼人の企業のかたがたに
赤坂のオフィスにおいでいただいた。

企業の経営危機や再生ということなら
仕事としてしょっちゅう考えている僕だけれど、
住宅ローンという個人のものをまじまじと考えたのは
はじめてのことだった。

ところが、どうして
この問題。考え、つきつめると
その人の成功とか幸せとか不幸とかにつながっていくことがみえてしまう。

おもしろくなって、毎月のコラムの原稿や
来月の講演のレジュメの作業、はたまた日常業務の再生の仕事
WEBの仕事の依頼を1日わきにおいて、
レポートにまとめてみた。

これが、自己満足かもしれないが
われながら感心するできばえとなった。

さわりだけでも書いてみよう。


返済金額が増えるのがいやだし、今、金利が低いからといって
固定金利を選ぶ人は多い。

ところが、もしその理由で固定金利を選んだとしたら
あきらかに間違いの情報でその後の人生を選んだことになる。

ほとんどの変動金利住宅ローンは5年間返済金額の見直しはなく、
金利の変動を返済金額の元金と利息の割合で調節する。

さらに、
現状の固定金利は、変動金利より1%以上高い。
げんに僕自身、肩代わりしてもらった銀行で返済金額が上がったのは
過去に1回のみ。しかもたった2000円だ!

インフレになり高金利になったとしても不動産はインフレに強い資産。


それだけじゃない。

夫婦2人でお金をだしあい土地を買い、所有権2分の1を夫
妻が半分とする。その土地の上に夫名義で住宅ローンで家を建てたとしよう。

やがて、子供ができたので妻が離職、つぎに夫の会社が倒産したとしよう。

もちろん住宅ローンは返済できなくなる。

この場合間違いなく夫婦とも破綻し、個人信用情報に事故情報が登録されてしまう。
ところが、土地所有権が持分登記でなければおそらくこのようなことはおこらない。


どうしてだかわかるだろうか?

そんなことをたくさんの例を出しながらまとめた。
これ、なずけるなら  「住宅ローンの組み方で幸せも不幸も決まる」

カネだけで幸・不幸が決まるわけではないけれど
カネで崩壊する家庭はあまりに多い。

これがちゃんとできて、DVDになり百社を超える建設業者を窓口として
配られるようになれば、少なくとも「住宅ローン」で不幸になることは減るだろうと思う。



個人信用情報(ブラックリスト)にいつ、どこまで掲載されるのか?(1)


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