ノエルヒストリー(保護当時編) | No Legs,No Cry!

No Legs,No Cry!

足がないけれど元気に陽気に生きている猫のノエル、
にーさん猫のドラ、メイと暮らしています。
ボランティアに通う茨城・CAPIN(キャピン)の
シェルターのみんなのことも♪

ノエルが来て、はや半年弱。
最初は里親募集のブログでした(初日記事はこちら

2010年12月のクリスマス近くの夜、
野良猫のTNR活動をしていた幸福ままさんが
「いつもこの辺にいる子を見ない」と気になって、
通り過ぎたところを振り返ると、
ノエルが鳴きながら這って助けを求めているのを発見。
(ノエルはママと兄弟と野良生活をしていました)

すぐに保護し、飼い主がいないか近所の家に聞いて回っていると、
いつも餌をやっていた人が段ボールを持って現れ、
「その子は朝からその状態で、どうしようもないから保健所に連れて行く」
幸福ままさんは、とんでもない!と、即、動物病院へ。

両足は粉砕骨折しており、切断手術を余儀なくされる(この時、生後半年と推定)。

No Legs,No Cry!


2週間ほど入院、人懐こくて看護師さんたちの人気者になる。
病院が年末年始休みに入る前日に退院、
我が家で一時預かり開始(それが、永久預かりに・・・)。

うちに来た直後(術後2週間くらい)
No Legs,No Cry!
今思うと、当たり前ながら元気ない顔してます・・・


No Legs,No Cry!
傷口のガーゼを替える、消毒するなど痛い処置をされても、
一生懸命がまんして、痛い事されたのに、ひとの手をなめてくれる、けなげな子でしたしょぼん

12月末にうちに来て、
ひたすら大人しく、眠ってばかりで、ケージの中で静か~に過ごしていました。

猫じゃらしにも興味を示さず、ざわめくネコメンズにも淡々とした感じで、
常に家族の側に置いていたのですが、置かれたら置かれた場所でじっとしていました。
この時から、足が無いため寄りかからないとバランスを保ちづらいらしく、
人に寄りかかることが多かったです(これに胸キュン)。

なので、うちでは、なんて大人しい子でしょう!という印象だったのですが、
それが単に元気がなかっただけだと判明するのに、
そう時間はかかりませんでした得意げ

術後約3週間、
腰浮かせ歩行がお目見え!
No Legs,No Cry!

あ、歩いてるっ!!
しかも結構はやいっ!
すごい驚きと感動でした。
(つづく)

最初の歩く動画は、
この術後3週間程度の時期のものです。

「ゆけゆけノエルちゃん」 カメラ