弥生美術館:蕗谷虹児展 | ウサギだったら走りなさいよ

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2006年 BUMP OF CHICKEN “run rabbit run” ツアーより拝借中。基本的に「BUMP縛り」の中、子育て、仕事その他もろもろを書き続けています。最近はNICO touches the Wallsネタの方がおおいかも<(_ _)>

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東大弥生門でございます、本日根津におります。


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いちおう追加書きを。東大に行ったのは正直おまけでして、メインはこちら。


弥生美術館

弥生美術館 での 蕗谷虹児展 本日が最終日。ほら、私にとっては「幸せの切手」 だしね、実家の母も見たいというので根津近辺をアテンドです。思いのほかたくさんの人が詰め掛けておりまして、郷里出身の画家の人気に驚くばかり。両親の実家のすぐ近くに記念館あるんだけど、地元の人は「ほれ、ここの窓から、入らなくても見えるよ」ってんで 母も一度しか入ったことがないそうな (^▽^;)

今回は、記念館所蔵の作品以外にも、新発田市所蔵のものや、各方面から集めたものも相当数展示されていて、見ごたえ十分。特に昭和初期のペン画は80年たっても、あざやかな白と黒のコントラストを残していましたし、緻密さは伝説の少女漫画家内田善美先生も真っ青になるでしょう。絵だけでなく、昭和8年ごろからの「少女画報」のロゴデザインの秀逸なこと(題字の中にトランプのマークが配されてます)。ああ、こういうの、嶽本野ばら先生や、三輪明宏氏なぞ、ぜったいに好きそうって確信しちゃいますね。


ああ、もっと早くに行って記事にすればよかったわ。でもこの夏、新潟で大規模な展覧会がありますので、どぞ駆けつけてくださいな。FUJIROCKのあと、足を伸ばすといけるよ。。。ってそんな方はいないかなぁ。


●新潟県立万代島美術館

http://www.lalanet.gr.jp/banbi/

魅惑の線・輝く色彩―蕗谷虹児展
〔会期:7月28日(土)~9月24日(月) 〕
新潟県で生まれた蕗谷虹児(1898-1979)は、竹久夢二の紹介で少女雑誌に絵や詩を発表し、その理知的でモダンな作風が読者の熱狂的な支持を得て、一躍人気スターとなります。研ぎ澄まされた線によるペン画や、数々の雑誌を飾った華やかな表紙や口絵、瑞々しい色彩に溢れた絵本の挿絵は、大正から昭和にかけて多くの人々に愛されてきました。本展は詩画集や雑誌、絵本の挿絵原画の他、初公開の資料を含め、蕗谷虹児の仕事の全貌を紹介する大規模回顧展です。