曹植 | にわとりのあばら骨

曹植

「あなたが選ぶオタク川柳」大賞決定したそうです。


三国志Onlineプレイ日記 -鶏の肋骨-


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曹植ですが、曹操の子で中国を代表する文学者として「詩聖」の評価を受けた人物です。


同母の兄に曹丕 、曹彰、弟に曹熊 がいます。


幼い頃より詩など数十万言をそらんじ、曹操の溺愛を受けますが、そのためか兄の曹丕との後継者争いが


勃発したそうです。


彼らよりもそれぞれの側近たちの権力闘争といった様相が強かったのですが、正式に曹丕が後継者に


選ばれると、以降は曹植と側近者たちは厳しく迫害を受けるようになったようです。


やがて曹丕が皇帝になると、今までの怨みと自分を追い詰めそうな曹植を処分しようとします。


しかし、ただ処分しただけでは面子があるので一つ難問を出しました。


曹植は、日頃自分が話せば詩になると吹いていたので、実際にできなければ今まで世間を欺いていた罪で


処分しようと考え、そこで曹丕は、2人は兄弟であるので兄弟という詩で「兄弟」という字を使わないで作って


みせよとお題を出し、かつ七歩歩くうちに詩を作れと命令します。


そこで曹植が読んだ詩が有名な七歩詩です。


  煮豆持作羹  豆を煮て以て羹と作し 
  漉支以爲汁  支を漉して以て汁と爲す
  稘在釜下燃  稘(まめがら)は釜の下に在りて燃え
  豆在釜中泣  豆は釜の中に在りて泣く
  本是同根生  本と是れ根を同じくして生じたるに
  相煎何太急  相煎ること何ぞ太(はなは)だ急なる


豆を煮てそれで熱いスープを作り、味噌を精製してそれを取ってスープの中に入れる。


豆がらは釜の下で燃え、豆は釜の中で熱さに耐えず泣いて言う。


「豆も豆がらも、もともと同じ根から生まれ出た兄弟であるのに、豆がらは豆を煮ることが、


こんなにひどいとは、余りにも無情ではないか」


これを聞いた曹丕は深く恥じ入った面持ちであったそうです。


七歩の詩は、兄にしいたげられた弟が兄の非行を訴えた詩です。


なんかしんみりしますね。


ちなみに「あなたが選ぶオタク川柳」大賞は、


「聞いてない 誰もそこまで 聞いてない」


だそうです。


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