離婚その悲惨な結果(2)-道徳的経済的な影響 | ヨハネのブログ

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prophecies in my
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先回、「離婚その悲惨な結果(1)-離婚を勧める風潮  」をアップしました。今回はその道徳的経済的な影響について取り上げたいと思います。

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離婚の代償を払わなければならないのは,弁護士や友人やマスメディアや“専門家”ではありません。最終的にそのつけを払うのは,離婚する夫婦であり,その子供たちです。離婚は,人を解放する経験どころか,仰天するほど高い代償を求める場合があるのです。

たとえ正当な根拠があって離婚したとしても,その結果が悲痛なものになり,後々まで尾を引く場合があるのは厳然たる事実です。ですから,そのような思い切った行動を考えている人は,『費用を計算しなさい』というイエスの諭しにまず注意を払うのが賢明です。(ルカ 14:28)具体的には,その費用、つまり離婚の悲惨な後遺症の中にどんなことがあるでしょうか。

道徳的影響

離婚すれば行動が改まるどころか,道徳面に極度の悪影響が及ぶことも少なくありません。研究者たちの調べでは,離婚後,ほとんどの男女が第2の思春期のような時期をしばらく過ごします。傷ついた自尊心をいやすため,あるいは寂しさを紛らわすため,次々と新しい恋愛を追い求め,見つけたばかりの自由を満喫します。しかし,その過程で、性の不道徳に陥る危険性もあります。性の不道徳はそれだけで,数々の悲惨な結果を招きます。また,子供が親のそういう行動を見るなら,子供の心は特に深く傷つき害を受けます。

しかし,離婚する夫婦は,自分の必要や関心事を第一にせよという世の宣伝にすでに共鳴している場合が少なくありません。そのため,周りの人々、子供や親の生活がどれほど苦しいものになるかについては考えようともしません。神の規準を無視する時,神も心に痛みをお感じになることを忘れている人もいます。聖書は、神が聖書的根拠の無い「離婚を憎まれ(る)」と述べています。(詩編 78:40,41; マラキ 2:16)

また離婚が親権や財産をめぐる法的な争いに堕する場合も特に,非常に有害な感情的道徳的影響を及ぼすことがあります。

経済的な大損害

多くの場合、離婚して女性は経済的な困難に直面します。 レノール・バイツマンは『離婚革命  』という本を出しました。離婚後、男性の生活水準の上昇は10%、女性の生活水準の低下は27%であることがわかりました。離婚後の生活水準は性別によって40パーセント近い差が出ることになります。



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           離婚は特に女性に経済的問題をもたらす


離婚した女性は平均して,食費,住居費,光熱費などの必要経費を半分に切り詰めています。バイツマンは、女性たちが,離婚後に絶望や貧しさを口にしていることを見出しました。社会福祉などに突然頼らざるを得なくなったと言うのです。バイツマンがインタビューした女性の少なくとも70%は,暮らしについての心配が絶えないと言いました。

韓国においても、離婚した女性とそうでない女性を比べると、離婚した女性の方が貧困率が高いということです。

子供の親権を得るのはほとんどの場合母親ですが,一方、父親のほうは裁判所が命じた子供の養育費を払わないことが多く,仮に払うとしても,その養育費は必要最低限を下回る場合が多いため,離婚後に貧しくなるのは概して女性のほうです。

日本でも、離婚して母子家庭になる場合、父子家庭の場合よりも、経済的困難を抱えます。父子家庭については、平均年収は422万円となっていますが、母子家庭の平均年収は229万円と低い水準にとどまっているのが現状です。

離婚した女性の場合、就業経験が少なかったり、結婚、出産等により就業が中断していたことに加え、求人の際の年齢制限の問題などが重なり、その就職又は再就職には困難が伴うことが多いのです。また、保育所入所待機児童が増加する中で、就業のため子どもを保育所に預けることには困難が伴い、就業しても低賃金や不安定な雇用条件等に直面することが多いのです。また過去と比較しても、臨時・パートタイムの形態での就労の割合が高まっています。さらに、約8割の離婚母子家庭は養育費が支払われていません。

しかし離婚した男性が必ず裕福になるということではありません。「離婚した父たち」という本は,法的な出費だけで,男性の実際の年収の半分がなくなる場合もあることを指摘しています。また、時々面接する以外は子供の生活にかかわれないことで苦悩する男性は少なくありません。

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次回は、「離婚その悲惨な結果(3)-健康に対する悪影響」をアップしたいと思います。

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