田ノ浦湾、埋め立てちゃだめでしょう！
以下asahi.comより
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環境省は２３日、日本の国立公園の「海域公園地区」の面積を倍増させるほか、絶滅の恐れがある海の生き物の情報を集めた「海洋版レッドリスト」を作ることを明らかにした。国連地球生きもの会議（生物多様性条約第１０回締約国会議＝ＣＯＰ１０）に合わせて名古屋市で開かれた国際会議「オーシャンズ・デイ・アット・ナゴヤ」で報告した。
国立公園の海域公園地区は２００９年の２３５９ヘクタールから、１２年度末までに約２倍の約４７００ヘクタールに広げることを目指す。同省が来年３月までにまとめる「海洋生物多様性保全戦略」に数値目標を盛り込む方針だ。対象となった海域では、環境省の許可もないと、埋め立てや港湾工事、土砂の採取などができなくなる。また、指定した生物種について、その採取が禁じられる。
ＣＯＰ１０の本会合では、海の生態系を守る「海洋保護区」の世界的な数値目標をめぐって議論が続いている。環境省は日本独自の取り組みを示すことで、海の生態系保全に向けた国際的な活動を促した形だ。
環境省の現在のレッドリストでは、海の生物はアカウミガメなど一部の種類に限られているが、「海洋版」では幅広い種類を対象とする見通しだ。