★世界文化遺産 国立西洋美術館 | Keyword@33

★世界文化遺産 国立西洋美術館

特に美術に興味がある訳ではないのですが、
今年7月に世界文化遺産に認定された国立西洋美術館に行って来ました。

上野駅公園口徒歩1分という好立地。
快晴です
せっかくこちらに住んでいるのだから、この建物を建てた建築家ル・コルビュジェの建築を見たくて。
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この建物の外壁、もともとは土佐の桂浜の石が埋め込まれていたんですよ
修復したときに桂浜の石が手に入らなくて今付いてる石はフィリピンのだって。
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事前に申し込めばボランティアの方が建築について説明しながら案内してくれる建築ツアー(無料)に参加できます←かなりオススメです

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自然光をうまく取り入れる構造になっているそうです。
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もう一つの大きな特徴がこの柱です。
それまでの建築は壁の厚さで建物を支えていたらしいです。
ル・コルビュジェは柱で建物を支えることによって壁に大きな窓を作って自然光を取り入れるようにしたのです。
この丸い柱はコンクリートだけど、木で作った鋳型にコンクリートを丁寧に流し込んでコンクリート表面に木目を付けているんです。
これはル・コルビュジェのアイデアだそうですよ。
当時、ル・コルビュジェは奈良の東大寺も下見したそうなんですが、そういえば東大寺内の柱に似てるかも。
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館内はフラッシュ禁止ですが撮影可能です。
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1959年に建築されたというのですが、1959といえばオールウェイズ3丁目の夕日の頃の時代なので、その時代にこれを造るなんて凄いですね。


建築ツアーとは別に、美術トークという絵画についてボランティアさんにお話ししてもらえる無料のツアーも参加して来ました。
描かれている人物の説明や時代背景など詳しく教えてもらえて面白いです。
今日はXmasにちなんだ絵画の紹介がありました。
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美術館は、展示作品も建築も奥が深いんですね。
とても充実して勉強になりました。

世界のル・コルビュジェの代表的な建築物

これが一番有名かな?
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実は2015年に明治大学 建築学科卒の伊野尾くんが好きな建築物として紹介してたのを見たことがありました
世界文化遺産に登録される前ですから伊野尾くんスゴイですね。
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少し前に録画しておいた世界遺産という番組で国立西洋美術館の特集をやってたので何度か見てから行きましたが、このロンシャンの礼拝堂もロケに行っていました。
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今も人が住んでいる集合住宅。
他の建物にもありますが、1階のピロティと呼ばれる空間が特徴的。
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私の中学校も1階に"ピロティ"があったんだけど、ル・コルビュジェの建築を真似して作ったのでしょうね

美術館って、すごくたくさん歩きますよね。
少し疲れちゃいました。
腹ペコだったので、前から行きたかった上野の聚楽で大人のお子様ランチを食べました。
聚楽は昔ながらのファミレスみたいなお店です。
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