模試・答練はあえて他流試合をしよう。 | フリーライター近江直樹公式ブログ (行政書士・社労士・宅建・FPなど多くの資格・検定に合格した資格取得の達人のブログ)

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法律系の国家試験の場合、答練や模試を受けずに本試験に臨むという方は、ほとんどいません。

答練は、パックやコースで講座を申込することによって、安く受けられる場合が多いので、それを利用する方も多いのではないかと思います。

模試もパックやコースに入っている場合も最近は多いようですが、そうでない場合も少なくありません。

また、コース受講でなく、バラで講座や答練を申し込んでいる方もいらっしゃいますね。

これは、目指す資格や予備校、受験生の選択などによって様々です。


模試(や答練)に関しては、難関資格になれば、いくつか受けるという方が少なくないようです。

ここで、おススメしたいのが、あえて、インプット型の講義を受けた予備校ではない予備校の模試や答練を、複数受けることです。

僕自身、社労士の模試や答練の問題を作成していましたが、はっきりいって、予備校の模試は、偏りがあるということです。
出題者は、間違った問題を作るのを避けるために、自分の不得意な分野はさける傾向があるということです。
出題者が、講師自らが作れば、それなりの精度のものができますが、経費がかかってしまうために、合格者がアルバイトで作っているケースが多いのが実情です。
ひどい予備校になると、ベテラン受験生が作っている場合もあります。
ぼくは、受験時代・合格後、出題傾向を研究していたので、わりとオーソドックスな問題を作っていた自負がありますが、ひどい作成者だと、過去問の正誤を入れ替えただけ(しかも入れ替え方に問題があり不適切な問題になっている場合も)という場合もありました。
もちろん、ダブルチェック、トリプルチェックがあって、ある程度受講生がいるまともな予備校なら、最終的にはそれなりのものにはなるんですが。。。

なかには、ちゃんとした社員が作っている予備校もありますが、受験生には、その見分け方が難しいのが現状です。

また、問題の偏りには、もう一つ原因があります。
社員が作る場合は、特にそうなのですが、その予備校のテキストで勉強している方が、解けない問題が多いとテキストが悪いということになるので、その予備校のテキストでできる問題ばかりになるということです。
もちろん、合否を分けるのは、どこのテキストにも載っている問題ですが、せっかくなら、他のテキストからの出題も受けてみた方がいいと思います。
特に、社労士試験や司法試験予備試験のように、一般常識とか一般教養などのつかみどころのない試験科目がある国家試験では、いろんな問題を解いてみることが役立つことが少なくありません。


余談ですが、僕が、社労士受験生のころは、「模試は、他流試合をどんどんしなさい」と講師が言っていました。
しかし、独立すると言わなくなります。
一講師のころに言えたことでも、独立して学校をつくると、経営も考えなければいけなくなるし、テキストや模試の作成者が身近になり、その苦労を目の当たりするので、なかなか、「他の予備校の模試を受けてこい」とは言えなくなるようです。


【結論】 模試(や答練)は他流試合が必用!


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