IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017) | むすめの右フック

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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017)

原題:IT
時間:135分
製作国:アメリカ
ジャンル:ホラー

 

【監督】アンディ・ムスキエティ

【出演】ジェイデン・リーバハー / ビル・スカルスガルド / ジェレミー・レイ・テイラー / ソフィア・リリス / フィン・ウォルフハード / ワイアット・オレフ / チョーズン・ジェイコブズ / ジャック・ディラン・グレイザー / ニコラス・ハミルトン / ジャクソン・ロバート・スコット

 

 

 

久しぶりに劇場で

ホラー映画を観ましたが

やはり劇場だと怖さが増しますね。

ビクッとしないようにするのが大変w

 

 

子供の失踪事件が相次ぐ田舎町。

さらわれた弟を助けるため

兄とその仲間が”それ”と戦う。

 

 

本作はスティーブンキング原作で

映像化されるのは2度目なんですが

昔のはメチャメチャ長いw

(元々はTVドラマだったみたいです)

 

当時、VHSのレンタルで

前編、後編に分かれてましたからね。

合わせて187分もあるんですって

(なんと3時間超えですよ)

 

と言うのも「IT/イット」は

少年時代と大人になってからの

2部構成になってるんですね。

 

あ、この大人になってから

みんなが再集結するくだりは

浦沢直樹さんの「20世紀少年」で

そのまま使われてましたね。

 


 

 

そして本作は、

その少年時代だけが描いてありました。

最後に”チャプター1”って出てきたから

次はチャプター2(大人編)がありますね。

 

本作が135分でしょ。おそらく

大人編も同じくらいでしょうから

確実に昔のより長くなるよね。わはは

 

 

 

 

オリジナルの方は

うちの子供たちが大好きで

かれこれ十数回は観てますがw

 

本作は、かなり忠実に

リメイクしてありましたね。

まあ オリジナルは正直、古臭いんで

今回のリメイクには私、大賛成です。

 

そして本作の見所は

やはりピエロですよね。

ただ、そのピエロが微妙なんだw

 

いや、悪くはないんですよ。

とても作り込まれてるし、

ただ、それが逆効果だった。

出来が良すぎるんですw

 

なんて言いますか。

昔のは愛嬌があったんです。

そして全体に安っぽかったw

それが妙に生々しくってね。

私は好きだったんですよ。

 

しかし本作のピエロは

悪い顔してましたよねぇ。

私の弱みを握った時の嫁

みたいな顔してましたw

 

 

 

 

そしてスティーブンキングと言えば

やはり少年時代の描写でしょうか。

こうスタンド・バイ・ミー的な。

 

この辺りは本作でも

丁寧に描写してありました。

学校でのイジメや家庭内の虐待。

そして友情や初恋。こんな私でも

股間が 胸がキュンとなりましたw

 

あ、そうそう

同じくスティーブン・キング原作の

「ドリームキャッチャー」っていう

モンスター映画があるんですけど

 

本作を観てたら

それをちょっと思い出した。

(ピエロの牙の辺りが似てるw)

 

 

 

と言うわけで本作、

大興奮!とはいかなかったですが

丁寧に作られてて楽しめました。

 

劇場で観れたのも良かったですね。

と言うのも本作、音が凄いんです。

笑っちゃうくらい大袈裟に煽るんだw

 

うちの子供たちも

無茶苦茶、観たがってましたけど

映像よりも”あの音”でやられるなw

 

ではでは。