ストーカー | むすめの右フック

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ストーカー (2002)
原題:ONE HOUR PHOTO
時間:98分
製作国:アメリカ
ジャンル:サスペンス

【監督】マーク・ロマネク
【出演】ロビン・ウィリアムズ / コニー・ニールセン / ミシェル・ヴァルタン / ディラン・スミス / エリック・ラ・サール / エリン・ダニエルズ / ポール・ハンセン・キム / ゲイリー・コール



スーパーにある写真のプリント屋の店員さんが
理想の家族を見つけちゃったってお話で、





ロビン・ウィリアムズさん演じる孤独な男が
とっても幸せそうな家族写真を眺めてるうちにですね。
その家族の一員になりたい気持ち満々になっちゃう。





彼は、その家族の住所や年齢、すべてを
暗記しちゃうほど好きになっちゃうんですね。

だから、その家族が来るとテンション上がっちゃって
サービスしまくり、余ったフィルムで自撮りまでしちゃう。





いや実は、私にも似たような経験があってですね。
私の場合はコンビニなんですけど、タバコを買う時に
私が銘柄を言う前に出してくれるのはもちろんのこと。

年齢認証のボタンを 私が押そうとすると
コンビニのおじさんが、先に押しちゃうという。

そして、あ、私が押しちゃった♪エヘッ♪と、
まるで、乙女のようにはにかんでみせる。あははっ





で、このプリント屋のおじさんは
あまりにも この家族のことが好き過ぎちゃって
家族の留守宅に忍び込んでくつろいじゃう。

旦那の服とか着て。テレビとか見ながら。で、ついでに





ウンコまでして。あははっ
ま、とにかく大好きなんですよ。その家族のことが。

ところが ある出来事が起こり、
彼のささやかな楽しみや生きがいが奪われる。

で、さらに、写真には写らない現実が
彼の理想を壊し始めていくんですね。





世の中には、被写体にならないものがある。
どうでもいいものは、誰も写さないんだ。と彼は言う。

これは 彼の孤独さを表してるんですが





それが、彼が最後に撮った写真だとか、
この物語のテーマへと繋がっていくんですね。
このアタリは、観る度に感じ方が変わって面白い。

そして私が「むむ!」と目を剥いたのが
男の子が持ってるオモチャ。





なんとシャアザク。これはポイント高いですよ。

では、ぜひ お試しあれ。あははっ