この子の七つのお祝いに (1982)
時間:111分
製作国:日本
ジャンル:ミステリー
【監督】増村保造
【出演】根津甚八 / 岩下志麻 / 杉浦直樹 / 辺見マリ / 芦田伸介 / 岸田今日子 / 畑中葉子 / 中原ひとみ / 坂上二郎 / 室田日出男 / 名古屋章 / 小林稔侍
これは、当時のCMが怖かったですよねぇ。
「決して許しちゃいけませんよぉぉおおお~!」
岸田今日子さん、怖かった。あははっ
これ、私の好きな金田一シリーズっぽくてですね。
ミステリーの中にもちょとホラーなテイストがあって
なかなか見応えがあります。
で、この映画は、なんと言っても
岸田今日子さん演じるお母さんですね。
このお母さんは、旦那に捨てられた恨みを
娘に託すわけなんですけど、それが凄いんですよ。
毎夜毎晩、娘にアルバムを見せては思い出話を語る母。
最初はニコやかなんだけど、お父さんの写真になると
おもむろに針を取り出し、お父さんの顔を
ツン!ツン!ツン!と刺す。あははっ
お父さんは悪い人!私たちを捨てた悪い人!
決して許しちゃいけませんよぉおぉおぉおぉ~と
絶妙なビブラートを利かして語りかける。怖い。怖すぎる。
そしてそれから数十年が経つわけなんですが
あるマンションで殺人事件が起こるんですね。
男癖の悪い畑中葉子演じる女が殺されちゃう。
そりゃもう文字通り 後ろから前から激しく突かれて
こりゃラブレター・フロム・カナダ殺人事件ですよ。
で、この事件を追うのがスクープを狙う新聞記者。
畑中葉子演じる女から重要なネタを貰うハズだったんですが
その前に殺されちゃったもんだから、これは何かあるな!?と
単身、事件を調査するんですが、事件は思わぬ方向へってお話。
で、そうそう、忘れちゃいけないのが
スナックのママさん役で出てくる岩下志麻さん。
この人の無表情から繰り出されるドスの利いた棒読み攻撃には私、
いつも圧倒されてます。はっはっはっ
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